Austin log 10

昨日から、1月のご予約と長野県小諸でのアップルパイワークショップの受付始まっています。

みなさん、予約の際のメールに
ブログ読んでますよ〜一緒にアメリカ気分楽しんでますよ〜と書き添えてくださっていて
嬉しいです、ありがとうございます。

いったいいつまでアメリカおるんかい、ですが
残りの滞在は1週間。
来週の今頃は飛行機。

オースティンでの滞在とポートランドでの滞在は
全然違う毎日です。

まず、ポートランドにはそいうたくさんの知り合いがいるわけではないので
わりと自分で街をうろうろする時間も多く
日本人のお友達は一人だけなので、ほぼ英語での生活。
必然的に、話す時間も減ります。

一方、オースティンは
泊まらせてもらってるお家のお友達をはじめ
周りにたくさん日本人がいる環境なので
お買い物やコーヒーショップくらいでしか英語を使う機会もありません。
そしてそんな周りの人たちから
アメリカ暮らしの話、レストランビジネスの話、街のこと、ほんとにいろんな話を聞けるので
とっても興味深いし楽しいです。
自分が経験したことのない世界を、たくさん知っている人たちがいて
“ワクワク” という感情が、どんどん溢れてくる感覚があります。


自分で仕事をもっていて(しかもそれが自分のやりたい仕事で)
ちゃんと食べていけてますよ、という毎日だと
それ以上の多くを望む気持ちが薄れるというか、
今のままで毎日楽しいしじゅうぶん幸せ〜このままのんびり暮らしていきたい〜というところに
すぽっと収まって
それを心地よい、自分にとってベストな環境だわ〜と思ってしまう。
それが悪いとは決して思わないですが(実際、今の自分はそうだし)
こうして海外へ来ていろんな人に会ったり、お店を見たりすると
あれ、もしかしたらここに収まってるよりもっと楽しいことあるのかも??それ見逃しちゃったらもったいないかも??みたいな気持ちが湧いてくるんです。


でもほんとはそれって
外国でしか感じられないことなんかでは全然なくて
普段、自分がそういうモードになっていないだけです、きっと。
日本にも、面白いことやってる人、たくさんたくさんいるけれど
自分から動いたり訪ねたりしなければ、それはいつまで経っても知らないどこかの誰か、ですから。

そんな気持ちを感じさせてもらっている、そんな1ヶ月を過ごしています。



さて、今朝は
お友達が“前に行ったとき大行列で、いざ順番が来たらもう何も残ってなくて買えなかった“ と言っていた
人気らしいベーカリーに連れて行ってもらいました。

すでに行列はなく
店内も空いていて焼き菓子やペイストリーもたくさん並んでいましたよ。
アメリカン×フレンチ、といった感じのラインナップで(そういう店がとても多い)

ベーグルやシナモンロール、チョコチップクッキーなどアメリカの定番、的なものもあれば
クロワッサン、クイニーアマン、デニッシュなどフレンチベーカリーっぽいものも。
そしてスコーンやマフィンはありません。

こういうスタイルのお店、た〜くさん見ました、笑

やはりアメリカでもクロワッサン人気が高いようで
スコーンやマフィンは影を潜めつつあるみたい。
なので、どこ行ってもクロワッサンか〜みたいな気持ちは、若干あります。
スコーンやマフィンも、美味しく作ればとっても美味しいのに
きっとそういうお店が少なくて
だんだん減ってきたのでしょうかね〜。


クッキーもいろんな種類がこうやって積まれて並んでおり
色々食べてはみたいけれど、、、
1枚が大きすぎる、笑
そして高すぎる〜〜!笑
大人買いはできません。

この値段払ってイマイチだったら残念すぎるよなぁ、、、と
つい考えてしまいます。
1枚5ドル、6ドル(900円)のクッキーが普通に売れるこの社会、すごいな〜〜って
ほんとこればっかりは
流石に1ヶ月こちらにいても、慣れません。 


そして、つい数ヶ月前まで
大行列で買えなかったお菓子が
今はもうこうして行列どころかいつ行ってもたくさん並んでる、というのもまた
この社会、すごいな〜って
別の意味で。笑