Austin log 5

昨日焼いたアップルパイ。
ポートランドログにも書きましたが
とにかくりんごの種類が多く
使ったことのあるリンゴなんて数種類だけなので、さっぱり。
一度、全種類きちんと名前を把握してから買って食べ比べ、作り比べでもしたいわと思いつつ
なかなか大変なので手がつけられていません。

結局、作ってどっかに持ってって、というシーンでは
失敗したくないので確実に知っているリンゴを選んでしまいますしね。笑

というわけで
写真のグリーンのりんごは、アップルパイを焼くと言えばのグラニースミス。
黄色っぽいのはゴールデンデリシャス。
そしてひとつだけ買ってみた赤いのは”Snap Dragon” という名前でした。
初めましてのスナップドラゴンは、まぁふつうの甘くておいしいりんご、といったかんじでした。


お友達の家にあったパイ皿がとても大きかったので
りんごを多めに買っておきましたが
結局、1300g。約7個分のりんごです。重。

生地にはCake flour という、お菓子作り用の粉を使用し
水分量もいつものレシピ通りでほぼオッケー。


りんごがちゃんと柔らかくなるか、心配でしたが
焼き時間約80分。しっかりとろりん系のおいしいアップルパイになってくれました。

生地も我ながらサクッと口当たりよく
フィリングの甘さもちょうど良かったかな〜。
グラニースミスってとても酸っぱいりんごなので、アップルパイに向いていると言われますが
ほんと、その酸味が心地よく
とろっと煮崩れる感じもまた良き。
アップルパイにはこのりんご、と昔から言われるのも納得です。
新しい品種がいろいろできても
やっぱりこれだよね〜ってなっちゃうんですよね。
パーティー会場に持って行き
30人くらいいるのでできるだけ小さなピースに切りたいけれど
これ以上は、、、ムリ。笑

他にも甘いものを作ってきてる人、持ってきてる人、たくさんいたので
隅っこの方にそっと置いておきました。笑
お友達のレストランの、従業員さんたちのパーティーだったので
みんな“Keiって誰だ??“ だったでしょうね〜笑

このように、みんなが持ち寄ったものがカウンター席にずらり。
誰が作った何なのかを紙に書いて置く、というのが分かりやすい。
参加者みんなに、何を持っていこうと考えているか、事前に書いてもらってそれをみんなが見れるようにしていたそうで
そうすると、被っちゃったり
パイばっかりになっちゃったり
野菜なんもないやん、なんてことにもならないし
程よくいろんなものが楽しめてgood。
何を作ろうか考える方も、考えやすくていいですよね。

みんな、買って持ってくるのか、作って持ってくるのか、どんなものが並ぶのかと
とても楽しみにして行ったんですが
それはそれは素晴らしい持ち寄りで、どれもこれも食べたい!と
お皿はバイキング状態です。

いちばん手前の青いお鍋、お友達が朝からしっかり煮込んで作っていたのは
ブラジル料理でFaijoadaというんですって。
大きな塊肉を焼くところからスタートし
ソーセージや豆などと一緒に煮て、最後にはお肉がほろほろとほどけるくらいになっていました。
とってもおいしかったし、初めての味!
いやこれ、こういう機会でもないとなかなか作ってみようと思えない大作ですよ〜!

あと、ハムを作ってきていた人がいて
これがね〜すごくおいしかったんですよ〜!
最初、遠慮して少しいただいたんですが
最後に残っていたのでおかわり。これ手作り?と聞くと、そうだよ〜と言っていたので
すごいな〜〜って。



他にも
タイカレー、キッシュ、野菜シチュー、麻婆豆腐、温野菜、などなど
デザートは
パンプキンパイ、チョコレートクッキー、バナナブレッド、ロールケーキ、と
ほんと盛りだくさん。
とっても楽しいパーティーにお邪魔させてもらえました〜!
このサングリアも作ってきてくれていたもので
と〜〜ってもおいしかったんですよ。

ローズマリーとシナモンを最後に飾るのも粋!

こんな大勢での持ち寄りパーティーなんて
日本でもあまり機会がないですしね。
そしてこういう時に、おいしいアップルパイなんか焼けるととっても便利。笑
絶対誰もが好きですしね〜。
アップルパイ美味しく焼ける腕持ってて良かったわぁ〜。


そして実は
お昼間のそのパーティーの後、夜にもディナーにお誘いいただいていて
さっきまでずっと食べたり飲んだりしてたのに
移動してまた食べるんかい、ですがせっかくですのでお邪魔して。
すると、こんなのがどーーんと待っていました!
こんなちゃんとしたターキーの丸ごと、初めてです。

7時間くらいかけて作ったんだそうですよ〜。
切り分け方も、それはもう慣れた手つきで
ささっと捌いてお皿に盛ってくれて、他にも全部手作りされたサンクスギビング定番のおかずたちと一緒にいただきました。
日本のお正月のようなものなので
定番のお料理って決まってるんですね。
このターキーのローストにグレービーソース、クランベリーソース
スタッフィング、野菜の付け合わせ、パイ。

私たちが食べ物でお正月っぽさを感じるのと同じで
サンクスギビングっぽさや実家の懐かしさなどを感じる、こちらの人たちにとっては
大事な食事なんですね。


これでサンクスギビングも終わり〜ですが
あっという間に次はクリスマスがやってきます。

アメリカ人は、もうサンクスギビングから年末までずっとホリデーモードよ〜と
みんな言っています。仕事なんて、やってるけどやってないようなもんだって。笑

まぁね、お家にいろいろ飾り付けしたり
クリスマスプレゼントを選びに行ったり
パーティーの計画を立てたり
そりゃあワクワクが続きますからね〜。

そんなみんなワクワクな時期に
アメリカで過ごせて良かったです。