マフィンのアレンジ

今月のレッスンメニュー、ホワイトチョコと抹茶のマーブルマフィン。
すでに受けてくださったみなさま、割った時の模様はどんなでしたか?

今回はホワイトチョコ×抹茶、という組み合わせでレッスンしていますが
同じ要領で他のお味にもアレンジできますので
ぜひやってみてくださいね〜。

例えば、ココアパウダーを使ってチョコ味のマーブル、
ほうじ茶パウダーを使うと、同じお茶でも抹茶とはまた違う香り、
インスタントコーヒーでコーヒーマーブル(ホワイトチョコのミルキーな甘さと相まってホワイトモカ風)
コーヒーとココアのダブル使いでカフェモカマーブル、
などなど。
ベースの白い生地の方が
必ずホワイトチョコ味でなくてもいいわけですから
お味の組み合わせを考えて色々やってみるのも楽しいですよ。

私、卸先さん用のケーキでもイベント用のケーキでも
よくマーブルケーキを焼くんです。
プレーン生地とチョコ生地のマーブル、どこにでもありそうなシンプルなケーキですが
好きなんですよね〜。
コーヒーショップでも、マーブルケーキがあるとつい買ってしまいます。
2つの味が混ざり合う美味しさと、あと予期せず生まれた模様の美しさにも惹かれます。
ココアの分量などはレッスンでお伝えしていますので参考に。

そして“マーブルにする“以外のアレンジも。
今回のレシピからホワイトチョコレートと抹茶を省けば
プレーンのマフィン生地になります。
その状態からアレンジを考えれば、何マフィンにだってできるんですね〜。
それは、先月のレシピもそうです。
なので、先月と今月の2つのレシピを使えば
どんどん、どんどん手づくりマフィンの世界が広がります!
こんなのどうかな〜と思いついたら
やってみて確かめないと落ち着かない性格ゆえ、
レッスンしつつもしょっちゅうマフィン焼いています。笑
上の写真のアレンジは、こうです。↓

ホワイトチョコ→省く
小麦粉→一部を全粒粉にし、シナモン、ジンジャーを少々
砂糖→黒糖
牛乳→豆乳(成分無調整)
具→胡桃、クリームチーズとリンゴジャム混ぜたものを中央に

とても朝ごはん向けな感じのマフィン、できました。
全粒粉を使うと生地がややぼそっとしてしまうので、入れすぎ注意。
それを感じなくするためクリームチーズを忍ばせ、スパイスの風味をつけました。
全粒粉のパンにクリームチーズとジャムを塗って食べているような、そんな組み合わせのマフィンです。

それから
小麦粉の約15%をアーモンドパウダーに変える、というのも焼いてみました。
(写真なくてすみません〜写真だとそれが分かりにくいので撮ってません)
とてもコクのある生地になり
具にはフルーツなどが合いそう。ベリーとか、チェリーとか、プラムとか。
あと、チョコも合いそう。
そんな風味でした。






前職時代、毎朝マフィンを焼いていたので
いつも自転車で職場に向かいながら
今日は何マフィンにしようかな〜と考えたものです。

今月と先月のように
具やフレーバーを変えれば何マフィンにでもアレンジできる、という生地は(しかも思い立ったらすぐに作れる手軽さ)
家でのお菓子作りにはとても便利で重宝するレシピですが
そうじゃないマフィンもあるんですよ。

例えば
アメリカのレシピ本でよく見る“morning muffin” モーニングマフィン。
名前だけだと、何味のマフィンかわからないですね、、笑
朝ごはんにぴったりな、栄養が詰まったマフィンですという意味の名前みたいです。
具はだいたい、にんじん、りんご、ドライフルーツにナッツ。
キャロットケーキに近い感じの生地ですね〜。

あと、これもアメリカにすごく多い、オートミールマフィン!
まさに朝ごはんにぴったりな。
シリアルを使ったマフィンには他にも“ブランマフィン”などもあります。

そう、アメリカでは
マフィンは朝ごはんメニューとして登場することも多いんです。
なので、甘さや油分は控えめで栄養価重視。

そんなマフィンも、いつかレッスンしたいな〜と思っています。