ハンドパイ

そして24日、日曜日は
お友達が出店する三軒茶屋でのマーケット、お手伝い。

屋外で、テント張ってテーブル出して〜みたいなイベントに出るのは久しぶりで
懐かしいな〜この感覚!

私のレシピ本にも登場するお友達、きみちゃん率いる鶏革命団のことは
以前にも、ブログでご紹介したことがあります。
埼玉県小川町で養鶏場をやっているはなちゃんときみちゃんが発起人のプロジェクト。

卵を産む鶏としての役目を終えた鶏たちは
通常だと産業廃棄物として殺処分されてしまうことが多いんですが
そうじゃないやり方を模索する中でたどり着いた
レトルト食品に加工するという方法。
食用にすればいいんじゃ?と、私も最初はそう思っていましたが
食べる用に育てられた鶏ではないので
肉質もかたく、普段私たちが食べている鶏肉とは少し違うのです。
何か工夫をしないと、、、

そこで商品化することになったのは
鶏ガラスープとチキンカレーでした。
(もっと知りたい!と興味を持ってくださった方!詳細は、鶏革命団のインスタグラムなど見てください!)

私はそのチキンカレーのレシピ監修を担当させてもらい
鶏の引退時期に合わせて半年に1回のペースで製造、販売、していましたが
その活動を通して
そんな行き場のない鶏たちがいるんだ、という事実を少しずつ知ってもらうことができ
小川町近隣のお店や給食などで
使う工夫がなされるようになってきたのです。

近隣地域で消費できるなら、それがいちばんいいよね、ということで
レトルトの製造は幕引きとなりました。

というわけで
鶏革命団の任務も終了、今在庫があるものを販売してしまおう!という
出店でした。

ちょうどこのイベントのタイミングで
私が東京にいたので
何かお手伝いしたい!と思いましたが
ただレトルトを販売するだけではなく、せっかくなのでパイ作る?という話になり
イベント当日朝からせっせと焼いたのが
これ!
タイトルの“ハンドパイ” というのは
手のひらサイズのパイ、という意味です。

レトルトチキンカレーとマッシュポテトを混ぜたものをフィリングにして
丸く伸ばしたパイ生地で包んで焼く。
それだけなんですが、ひとくち食べようとパイに顔を近づけただけで
スパイスのいい香りがほわっとして
とってもおいしいんです。

パイを焼く、と言っても
私はもう東京にオーブンを持っていないですから。
かといって、ケーキやクッキーのように事前に京都で焼いて送ることもできない、、、
そこで、きみちゃんがやっている飲食店のキッチンを借りて
作らせてもらいました。


“ハンドパイ” ではなく“エンパニャーダ”という名前で
東京でも1度、レッスンしたことがありますね〜甘くないお食事系のパイ。
わたし、大好きなんですよね〜。
レッスンではひき肉とトマト、スパイスとポテト、などの具材だったかな、確か。
京都クラスでは
チョコレートのハンドパイ、やりましたね〜。

またいつか、レッスンでもできたらいいな〜ハンドパイ。

日曜日のイベント、
このパイ目指してきてくださった方もいて
(なんと金曜から3日連続会いに来てくださった方も!笑)
無事、夕方には完売しました!ありがとうございました〜。

きみちゃんは
鶏革命団の鶏ガラスープを使ったフォー(ベトナムの麺料理)を出していましたが
こちらも完売!
わたし、スープだけ飲ませてもらったんですが、、、

うまい!!!

これは、、、しみじみおいしさを噛み締める、そんなスープでした。

イベントを終えて
鶏がらスープは完売!
レトルトカレーは残り30個ほどらしいです。

興味のある方は、ぜひ鶏革命団にアクセスしてみてください〜昨日の時点で残30だったので
まだ注文できるかな?

そしてそのまま食べるのはもちろん
カレーハンドパイ作ってみるのもおすすめです!笑


金、土、日の3日間。
これで、今回のお仕事案件は終了です!

今回久しぶりにお会いできたたくさんの生徒さんたちに
また東京でも何かやってください、と声をかけていただき
とっても嬉しかったです。
自分の場所が無いのでなかなか“じゃあ!” というわけにはいかないですが、、、
それが誰かにとっての楽しみな予定になるのなら、ぜひまた!という気持ちでいっぱいです。

行きたかったけど予定が合わずで、、、と言ってくださったみなさまも。

本当にありがとうございました!

京都の10月のレッスンは
9月29日(金)から始まるかぼちゃのビスケットです。
空き状況はいくつか前のブログに書いています。(都度、更新しています)
よかったらぜひ。
九州から送ってもらうかぼちゃを使います!