London log ⑮

少し間が空いてしまいました、すみません〜!
先日、9日の日曜日は
前に書いていた通り、ワークショップでした。(London log ⑩参照)
本当はこの日はお休みだったサイモンと、
ちえちゃん(Niwakiスタッフではない)も手伝ってくれて
いよいよです。

レッスンの進め方などは
あらかた、普段と一緒。

材料をあらかじめ準備しておいて
レシピをまずは読み上げて、みなさんが自分で作る、ところどころ、説明を足したいところなど話しながら、といった感じ。

いつもと違う場所で、違う道具で、初めましての参加者さんばかりで、という状況は
日本であっても多少緊張するもんです。
忘れ物はないか、スムーズに時間通り進むか、など
気がかりな点が多々ありますのでね〜。

それが外国となると尚更です。
そもそも、自分の英語で大丈夫か!?という心配がまず、、笑

でもとりあえずやるしかないですからね〜腹をくくる。笑


いちばん気をつけたのは
緊張しすぎて顔がこわばらないように。笑

笑顔は大事よ!と自分に何度も言い聞かせ。
いつも通り、いつも通り、と呪文のように、、、

どんな方々が来てくれるのかな〜ととても興味がありましたが
親子で、カップルで、お一人の男性、女性、わりと年代も色々、でした。
ありがたいことに
イベント告知してすぐに予約はいっぱいになったらしく
みなさん、日本のものに興味あるんだな〜と。


Figgy Misoはジャーに入れてお持ち帰り。
こちらの味噌で、どうかな〜と
思っている味になるかどうか心配していましたが
ちゃんとおいしくできていました。
でも、今回使ったドライいちじく(ロンドンで調達)も
普段わたしが日本で使っているものとは甘味や食感が違ったし
“臨機応変” できるようにレッスンすることも大事やな〜と改めて。

出来上がったいちじく味噌は
用意しておいた野菜やバゲット、チーズ、などと共に試食をしてもらい
みなさん、気に入ってくださったようでホッとしました。



豆腐ドーナッツは
焼き菓子同様、生地の混ぜ方がとても大事。
混ぜ方によっては、ただの粉の塊のような、喉につっかえるドーナツになっちゃうので
これはデモをやった方がいいな、と思い
生地の混ぜ方は
一度、見てもらうことにしました。

そのおかげか、みなさんとても上手に混ぜてくださり
あとは、好きな具材を入れたり、各自成形して揚げてもらいました。

具材は
ホワイトチョコ、チーズ、チリジャム。
揚げた後にまぶす用の抹茶シュガー、スパイスハーブミックス。

包めるか、包めないか、くらいの柔らかい生地でしたので
なかなか上手に包めない方もいましたが
二つ、三つ、やっているうちに大体コツって掴めるもんです。
最後はみなさん、うまくやってくださっていました〜!
これは、ワークショップ後に
余った材料でわたしが作っているところ。

この生地、ほんと簡単で
家で揚げ物をすることに抵抗がない人なら
ちゃちゃっと作れちゃうドーナッツなんです。
家で揚げ物、と言っても
小さめの片手鍋など使えば、少ない油で揚げれるので(写真のような大きなお鍋を使っちゃうと揚げ油がたくさん必要になるので注!)
意外と楽です。

そんなこんなで無事終えたワークショップ。
時間も予定通りで
参加してくださった方も楽しそう(に見えた!笑)でしたので
とっても安心しました〜!

ただ、反省点はいくつも。
今回使った味噌や豆腐、抹茶など
日本的な食材に関しては、イラスト付きのボードとか、別プリントとか用意して
もっと詳しく説明するべきだったかな、、とか
もっと他のアレンジ方法も説明するべきだったかな、、とか
成形も手本を見せればよかったな、、、とか
あともちろん、英語ももっと勉強しておけばよかったな、、と。

普段から、英語のレシピはいくらでも読んでいるので
うまく説明できるだろうと、思っていたんです。
頭の中で大体のシミュレーションもできていたし。
でもいざ本番になると、緊張しているのもあってスラスラと出てこない場面もあり
それから、ちょっとした作業の合間などに
もっと、雑談、というか
こちらからロンドンについて質問を投げかけて
普段、どんなものを作るのか、アメリカンベイキングにも興味があるのか、など
聞けばよかったかな、とか
後で思うことはたくさん。

でもそれらは
ぜひ次の機会に活かしたいなと思います。

サイモン、ちえちゃんのサポートも素晴らしく
この二人無くして成功しなかったな〜と、大感謝!です。

今回のワークショップをやるために
日本で事前に、何度も試作をしました。
いつもとは少し違うことなので
試作は自分にとってもとても勉強になったし、学びも多かった。
けっきょく本番ではやらなかったけど
豆腐を練り込んだイースト生地は
ドーナッツとして揚げても美味しかったですが
そのままオーブンで焼いたものが、とってもおいしかったんです〜!
豆腐のおかげか、程よい柔らかさで。

いちじく味噌も、
今まではフレッシュのものが出回る時期だけの、期間限定!と思っていたけれど
ドライいちじくで作るレシピに変えたことで
わたし自身もいつでも作って楽しめるようになりました。

全てが、学びでありとてもいい経験をさせてもらいました!
いよいよ帰国の日も近づいて
というか、今これを書いているのが朝5時過ぎですが
今日の飛行機で帰ります。

わたしの自由帳はすでに
帰ったら作ってみたいレシピでいっぱいです。(毎朝コツコツ書き集めていました!)
レッスンでこんなのやれるかな〜というアイディアもたくさん。
少しずつ、形にしていけたらいいなと思います。

レッスンは、7月8月のヴィーガンマフィンが
ただいまご予約受付中です。
(空き状況はいくつか前のブログご覧ください)
まだまだ日によっては空きあります。

8月の海の日あたりから
今のところスケジュール白紙になっていますが
何かしら、レッスンやりたいと思っています。

ロンドンの街でよく見たカルダモンロール(パン)のアレンジスコーンにしようか、、
夏なのでハラペーニョを使ったセイボリーマフィンにしようか、、
こちらで初めて出会った“ハギス”というスコットランド料理をアレンジしたハンドパイにしようか、、、
色々考え中です。

きっと、決まり次第急に告知すると思います。
8月10日以降、月末まで。
興味のある方はぜひ、アップされるのお待ちくださいね〜。
ロンドンに来る前に
エアコンもしっかりバッチリ清掃していただいたので
より、効くはず〜笑