アップルパイ、どうですか?

レッスンは、京都ベーシッククラス開催中。
アドバンストクラスとベーシッククラス、
2週続けて来てくださった方なんかは
より理解も深まったんじゃないかと思います。

ベーシッククラスでは、パイ作り初めてです!という方もけっこういらっしゃって
まず、イメージしてたパイ生地と違う!と感じられるようです。

わたしは、もうずっと昔から
アメリカ式のこのパイ生地ばかりを作り続けているので
そっちの方が定番と感じるんですが
みなさんにとってのパイって
クロワッサンのような、何層にも重なった生地、なんですね〜。

だから
“え〜〜作るのちょっとめんどくさそう、、、“というイメージが
あるのでしょうね。



アメリカのパイ生地は
層を作らなくていいので、混ぜて終わり。
手順的には、とっても簡単です。

でも、だからこそ
ごまかしがきかない(?)というか
ちょうどよく水分が全体に行き渡った生地を作るのが、難しいと思うんです。

どういうふうに説明をすればみなさんに伝わりやすいかを
いつも考えてお伝えするようにはしていますが
やはり最終的には、
みなさんが実際に触った手の感触を、覚えて帰ってもらうしかない。
そしてそれを
忘れないうちに、お家で一人でやってみると
より、その感覚が掴めるんじゃないかと思いますよ〜。
さて、京都クラスは
ただいま11月のレッスンのご予約受付中です。(東京はまだです)

メニューはバターナッツケーキ。
バターナッツ、というかぼちゃを使ったパウンドケーキです。

こちら、むか〜しレッスンしたことのあるパンプキンローフにとても似た感じのケーキです。
習ったことのある人は、イメージしやすいでしょうか。
バター不使用でとてもしっとりとした柔らかいケーキ。

でもこうやって、以前教えたことのあるお菓子と同じようなものをレッスンするとき
とりあえず昔のレシピでもう一度、焼いてみるんですが
ほとんどの場合、少し変えたい部分が出てくるんです。
特に感じるのは、甘さと油分。

10年ほど前、前の職場でケーキを焼いていた頃や
7、8年前、独立してお菓子教室をやり始めた頃のレシピで作ると
たいてい、今のわたしは
“ちょっと甘いな” と感じてしまうのです。
もちろん、レシピが変わっていないということは
これは、わたしの味覚や好みの変化ということ。

歳とともに、美味しいと感じるポイントも変わっていくのだな〜と。

これは、お菓子に限ったことではないと思いますので
みなさんも、普段の食事などで感じること、あると思います。
あと、油分。

もう少し油分少なめにしたほうがいいかな、と感じることも多い。

来月のかぼちゃのケーキもそうでした。
昔教えていたパンプキンローフは、とても美味しいんだけど
今のわたしにとっては、少し
甘みが強く、油分が多いと感じたんです。

なので、その辺を調整しなおして
今のわたしが美味しいと思うレシピを作りました。

そして今回使うバターナッツ、というひょうたん型のかぼちゃは
近所のスーパーでは見つけられない、という方もいるだろうし
出回る時期も、9月〜11月くらい、と限定されてしまうので
せっかく習ったケーキを、もっと長く楽しんでもらえるように
普通のかぼちゃで作るときはどうしたら同じように焼けるか、も
ちゃんとお伝えします。

かぼちゃのケーキって、好きな方多いですよね〜わたしも大好き。
みなさま、どうぞお楽しみに。

東京クラスの11月は
10月のレッスンが始まったタイミングで募集を始めます。