私のタルト

東京クラスの4月、京都クラスの5月、と
どちらのクラスでもさつまいものタルトをレッスンすることになりました。


私は、昔から
タルトはあまり好きではありませんでした。

きっと、最初に食べたタルトの印象が
あまり良くなかったのか、、、笑

中身はともかく
生地!
タルト生地って、ボソボソしていてかたくて全然おいしくないわ、、と。
そしてそれを
たっぷりのカスタードクリームやいちごなどでごまかしているお菓子、だと
思っていました。
なんとひねくれている!笑
すみません、、、

なので
タルトってあまり好きじゃない、と思ってからは
どこかで買って食べることもなくなったし
自分で作ることもほとんどしませんでした。





そんな私が
前職時代、どうしてもタルトを作らなくてはならなくなって

その時、考えたんです。

“タルトは好きじゃないから作らない“ じゃなくて
私だったらこう作るよ、という
自分流のやり方で、タルトをおいしく作ればいいんじゃないか!と。

最初の課題は
やはりタルト生地。

私が作るタルト、となると
クリームやフルーツをたくさん飾りつけるようなものではなく
焼きっぱなしの、いわゆる焼きこみ系のタルトになりますので
タルト生地だけで食べてもおいしいと思えるようなものにしたかった。

かといって、ガッツリ甘いと
生地ばかりが主張してくるので
甘さは控えめで。

タルトを食べるときに
タルト生地とフィリング(タルトの中身)が
別々に分かれてしまうのではなく
一緒にスーッと馴染むような、そんな生地がいいなぁ〜。
しかも
大事なポイントはもうひとつ、
お家でも作ってみようという気持ちになれるような
作りやすさ。
“めんどくさい”

これって、お菓子作りを遠ざけてしまう原因のひとつですからね〜。
これなら家でもできるわ!と
思ってもらえるようなタルト。
そういえば先日、もう長く通ってくださっている生徒さんが
わたし、キャシーさんに習ったものの中でタルトがいちばんよく作ります、と
おっしゃっていました。
そういうの聞くと、すごく嬉しい!

結局、前職時代は
お気に入りのタルト生地をベースに
季節ごとのいろいろなタルトを焼いて、楽しんでいました。

次はどんなタルトにしようかな〜と考えることが楽しく
そして、それを焼いてみて試食してみることも楽しく

え!?タルトってこんなに楽しいの!?と
逆にハマってしまう、という。笑

こういうタルト食べたい!というものが
売ってないんだったら
自分で作るしかない!

きっとみなさんにも気に入ってもらえるんじゃないかと
自信を持ってレッスンいたします。

東京、京都ともに
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