栗のケーキ、終了です

一昨日で
京都クラス11月のレッスン、栗のケーキが終了いたしました。
今回のレッスンは
“栗” というところに惹かれた方もいらっしゃると思いますが
私的な主役はやはり
生地でした!
すみません、生地マニアなもんで。笑

しっとり、そして少し重めのコクのある感じが
秋冬のイメージです、と
私はお話ししましたが
そんな雰囲気は、感じ取れたでしょうか〜?笑

特に、今年6月にレッスンしたオレンジケーキを習った方は
あの時の生地と比べると
違いが分かりやすいかと思います。

どちらもバターケーキ、
使う材料もすごく似ているのに
焼き上がったケーキの食感や印象が変わります。


いや、生地の違いとかそんなのあまり気にしない、、ようわからん、、、という方も
もちろん、美味しいと思ってもらえれば
それでいいのですよ〜!

レッスンでもお話ししましたが
この生地、本当に万能で
マロングラッセが手に入らなくても
具を変えていろいろアレンジしてみてください。

くるみを混ぜて、くるみのパウンドケーキ。
シンプルだけど、これすごくおすすめです。
コーヒーにすごくよく合います。

オレンジピールとチョコチップ、とか。
これも私の好きな組み合わせです。

そして、ミンスミートですね〜。
クリスマスっぽい雰囲気のケーキになりますね。
年末ですから
今年お世話になった方へのほんの気持ち、なプレゼントにもぴったりです。

ちょっと和風(?)に
茹で小豆や黒豆煮を混ぜれば
お正月っぽくなりますね〜。





このケーキのポイントは
(これもレッスンでお話ししましたが)
栗のケーキ、と言いながら
生地がプレーン、だということです。

生地にマロンペーストを練り込むような作り方の栗のケーキは
もちろん美味しいと思いますが
お家で作るか、って言ったら
なかなか出番がないかもしれない。
だって、マロンペーストを買いに行かないと作れないからです。

するときっと、
ま、また今度でいっか。
いつかマロンペースト買ったら作ろ。となって
そのまま“習ったけど作らないレシピ“ になるだろうと思います。

なので、できれば
もっと活用できるレシピにしたいという思いから
生地にマロンペーストを使いませんでした。

逆に
マロンペースト使いたいの!という方は
マロンペーストを1cmくらいの角切りにして、具として使う、というやり方は
いかがでしょうか。
しっかり栗の風味はすると思います。
もしくは、マロンペーストとホイップクリームを合わせたものを
ケーキの横に添えて食べる、とか。


習ってくださった生徒さんからも
美味しかったです〜!という感想がたくさん届いており
今月も、レッスン楽しんでいただけたようでうれしいです。

このケーキ、バターケーキの混ぜ方を練習するのにも
ぴったりだと思います。
バターの混ぜ方
卵の混ぜ方
粉の混ぜ方

ただ材料を順番に混ぜるだけ、のバターケーキが
こんなにも繊細なのかと、笑
今月の説明を聞いた方は
お分かりいただけたかと思います〜。

さてさて
来週からは東京クラスが始まります。

東京は年内最後のレッスンです。
コロナの感染者数が増えていることが気にはなりますが、、、

わりとささっと終わるメニューですので
(レッスン時間は1時間かからないくらいです。)
日に日に寒くなってきておりますが
幸い、東京の工房は
オーブンを使うととても室内暖かいので
窓も開けて換気しながらレッスンしたいと思います。