昨日で、12月のレッスン
チョコレートシートケーキの日程が終了しました!
ちょっと不思議~な作り方だった、今回のチョコレートケーキですが
でも、材料を順番に混ぜていくだけだし
バターを室温に戻すという手間もないので
割と、あっという間にできてしまう
便利なケーキでした。
ケーキと一緒にお持ち帰りいただいたクリームで、
デコレーションしましたよ!という生徒さんのお声も多く
クリスマスシーズンにぴったりのケーキでした~!
食べてみた方はお分かりのように
ふわふわしたスポンジ生地、という感じではないんですよね~
しっかりと濃厚なチョコレート生地なので
2段重ねにしなくても、十分、食べごたえがあると思います。
使っているチョコレートの量が、そんなに多くはないのに
このしっかりとしたカカオ感が出るのは
あの不思議な作り方のおかげなんです。
アメリカには、"ブラックアウト"という名前のケーキがありまして
ブラックアウト、とは
”停電” という意味なんですが
名前の通り、真っ黒なケーキ。
2段や3段重ねに仕立てるこのケーキ、
生地は、チョコ味で真っ黒、
そしてクリームにはチョコレートガナッシュ(チョコレートと生クリームで作るクリーム)を使うので、これまた真っ黒。
これこれ。
真っ黒すぎて、生地とクリームの境目もわからないですが、、、笑
この写真は、今年の4月に
オースティンに行ったときに食べたブラックアウトケーキ。
お友達が
近所のカフェに、ものすごい濃厚でおいしいチョコレートケーキがあるから
食べに行こう、と
連れて行ってくれた時のもの。
とてもとても、大きすぎるので二人でシェアしたんですが
このお皿に載ってるのが
1ピースの半分!!笑
確かに濃厚~なんですが
ブラックアウトケーキの生地って
ふつう、バターも卵も使わない、ヴィーガンのものがほとんど。
このカフェのケーキも
ヴィーガンでした。
特にヴィーガンにこだわらないのであれば
クリームのガナッシュには生クリームを使うんですが
ヴィーガンクリームで仕上げるお店も多いと思います。
生地はね、柔らかいんです。
だから、クリームと一緒に食べたときのなじみが良くて
お砂糖の量さえ気をつけて、甘くなりすぎないようにすれば
けっこう、こんな大きなピースでも
食べれちゃうんですよね~。
チョコレートケーキといえば
ガトーショコラやブラウニーなどを思い浮かべる方が多いと思います。
ブラックアウトケーキなんかは
あまり日本では知られていないですよね~
でも、私がむかし働いていたアメリカンケーキのお店には
このブラックアウトケーキがメニューにあったので
しょっちゅう作っていました。
その時に、
卵を使わないケーキなんて、美味しいのかな?膨らむのかな?と
初めは疑っていましたが
すごく柔らかくしっとりとしていたその生地の食感に
初めて食べたときは
すごく驚きました。
そしてその不思議な作り方にも、びっくり。
いろんなケーキがあるんだなぁ~と思ったのを
今でも時々思い出します。
今回レッスンしたチョコレートシートケーキは
前々からずっと
いつかレッスンでやりたいと思っていて
でも、大きな天板で焼いても
みなさん、持って帰りにくいし
なかなかレッスンでは難しいよなぁ、、、と
いい方法を探していました。
ある時ふと
バット2枚使うってどうだろう??と思いつき、やってみると
思った通りの仕上がり。
これならレッスンでできるわぁ~ということで
登場したメニューでした。
このバット2枚使い、という方法で
これからは、もっといろいろなケーキがレッスンできそうだな~と
思っています。
いつか、今日紹介した
ヴィーガン生地のブラックアウトケーキも
レッスンできたらいいな~。
年末の忙しい時期にもかかわらず
たくさんの方にご参加頂きまして
ありがとうございました!
12月は、前半のフルーツケーキもあり(これもほんとに好評でした~!)
クリスマスマーケットもあり、で
2回、3回とお会いした生徒さんも多かったですね!
また来年も
みなさんに喜んでもらえるようなメニューで
楽しい時間を過ごしてもらえるよう、がんばります~!
1月のレッスンは
只今ご予約受付中です。
ピーナッツバターアップルケーキ。
このケーキにも
私なりのこだわりがありまして、、、、
それはここでは書きません、笑
レッスンにてお話しますね~。
レッスンは1月4日スタート!
21日(月)までの予定です。
1月後半に、少し時間が空きそうですので
なにかレッスンできればと考えています。
久しぶりにファルコンなんかもいいなぁ~~