Portland log 6

本日より、

ポートランドスペシャル! Figgy Scone のレッスンが始まりました。

上の写真は、本日の生徒さんが焼いたスコーンです。

 

そば粉を使ったスコーンの生地は

とてもさくさく、ほろほろな食感で、

焼きたて食べてみたい方はどうぞ~と私が言うと

じゃあ、一口だけ。と言って端っこのほうを少し食べた後

手が止まらずに、1個完食してしまう方がほとんどでした、笑

 

焼きたてはやっぱ、最高ですよね~。

 

スコーンやビスケットのようなお菓子は

とにかく焼いてから

できるだけ早く食べたほうがおいしいのです。

急いで食べて!という意味ではなくて、

当日か、翌日の朝くらいには食べるのがおすすめ。

日が経つごとに、まずくなります。

どんなにおいしいスコーンでも、

時間による劣化にはかないません。おいしくないです。

 

なので

こういうお菓子は、お家で焼けるとサイコーです。

 

こちらのレッスンは、31日(月)まで続きます。

ご参加予定のみなさまは、手のひらサイズのスコーンが8個、持って帰れるような

タッパーや袋など

ご持参くださいませ。

よろしくお願いいたします。

また、25日(火、明日!)、28日(金)、29日(土)、31日(月)は

まだご予約受付可能ですので

興味のある方は、お早めに。

 

さて、

きょうは、ポートランド ログの続きも。

ローラの家から、歩いて15分ほどのところに

小さなカフェがあります。

 

このカフェは

4年前に、ポートランドに5週間滞在していた時に

気に入りすぎて、ほぼ2、3日に1回のペースで

通い続けたお店です。

なので、ほとんどのメニューを食べつくしており、笑

今回は、時間があったら1回くらいは行こうかな~と思っていました。

 

すると、

私がポートランドに着いた日の夜に

ローラが、ここ1年で新しくできたおすすめのお店などを教えてくれたのですが

このカフェに、ぜひ行ったほうがいいよ!と言うのです。

ローラは、私がもう何回も行ったことがあると、知っているはずなのに

そう言っていたので

なんでだろ?と思っていたら

ここのカフェ、少し前に、メニューがリニューアルして

さらにおいしくなっているから!と。

 

なーーにーーー!

それは絶対に行かねば!笑

 

というわけで

さっそく朝ごはんを食べに行った、その時の一皿が

上の写真です。

お花が飾られてとってもかわいい♥

パンは、もちろんお店の自家製。

まず、このパンがとってもおいしい。

こんなにおいしいパンを、こんなに厚切りで食べる贅沢、、、笑

 

ほかにもメニューを見ていると

確かに、以前はなかったものがいろいろと。

そして、

レジ横に並んでいる焼き菓子、ケーキ、パイなども

4年前から変わらずにあるものもありましたが

初めて見るものも。

そりゃあね~4年もたてば、少しは変わるかな、笑

 

どれもこれもおいしそうで、

でも、残念ながら一度にたくさんは食べれないので

滞在中にまた来よう~次はあれ食べよう~と思いながら

お店を出ました。

 

8時オープンのこのお店に

わたしはちょうど8時に入店!しましたが

もう8時15分ころには満席。

相変わらず、人気店のようです。

 

これは、別の日に食べた

オーツビスケットのプレート。

オートミールを上手にお菓子に使うのは、ちょっと工夫がいるんですよね~

なぜなら

オートミールって、独特の穀物香(?)みたいなものがあるので

アメリカの人はそうじゃないかもしれないけれど

日本人は、それがあまり好きじゃない、、、って方、多いんじゃないでしょうか。

かく言う私も、あのオートミールの香りは

あまり得意なほうではありませんから。

でも、オートミールって

と~っても体にいいんです。

食物繊維は豊富だし、コレステロールを下げる働きも。

なので、小麦粉の代わりにこれを使ってお菓子を焼くのは

とってもいいことなのです。

 

じゃあ、どうやって使おうか?なんですよね。

あの独特の香りを、あまり感じさせないように使う工夫。

 

このビスケットは

とってもおいしくて

ジャムやバターが添えてはありましたが

何もつけなくても、そのままでおいしかったです。

いつか、こういうお菓子もレッスンしたいなぁ~と思いながら食べました。

 

 

これは、ある日

テイクアウトして公園で食べた、シーズナル ブリオッシュ。

シーズナル、ということは

季節によって、上に乗っているフルーツが変わるんでしょうね~。

今頃はブルーベリーでしょうか?(写真はチェリー)

これは、セイボリーガレット。

 

セイボリーというのは、塩味の、とかいう意味です。

ガレットというのは、写真のように

型を使わずに、具を包み込むように成形して焼くパイのことです。

つまり、小さめサイズのお食事系のパイです。

これも、その時によって具が変わるので

特定の名前がついておらず、”セイボリーパイ”というようで

この時は、ジャガイモ、ベーコン、チリ(ちょっとスパイシー)などの入ったパイでした。

具はもちろんですが、パイ生地がとてもおいしくて

やっぱ、パイって

パイ生地がおいしくないとねぇ~生地が大事よねぇ~なんて

ひとりごとを言いながら、食べました。笑

 

ほかにも食べてみたいもの、いくつかありましたが

行く機会が持てず。

また、次回のお楽しみとします。

 

 

初めてのお店に行ったとき

みなさんだって、一度にいくつも食べられないから

たくさんあるメニューの中から

悩んで一つに決めて、注文しますよね。

パンや焼き菓子だって、たくさんある中から選んで、2、3個買ったり。

いろいろ食べてみたい、気持ちはあるけど

食べれないし。

旅行中なんかは、特にそうですよね、

また来たい、次はあれを食べたい、と思っても

結局時間がなくて、それっきりになってしまう。

 

そうなると、

初めて行ったときに、選んで食べたその一皿のお料理や

たった一つの焼き菓子やパンが

そのお店の、全体の印象として残ります。

作るほうにとっては

それは毎日のことで、

毎日作り続けているたくさんの焼き菓子の中の

たった一つにすぎません。

つまり

その時の、ひとつのパンやお菓子で

”あのお店はすごくおいしい”

”あのお店は期待外れだった” など

良くも悪くも、決められてしまう、ということです。

もちろん、毎日同じことの繰り返しだろうがなんだろうが

お店なんだから、常においしいものを、とびっきりのものを作って

出さなければ。

確かにそうなんですが

わたしは、自分もこういう仕事をしているからか

第一印象だけで、1回食べただけで

ここはおいしい、ここはまずい、と

言わないように心がけています。笑

 

いや、おいしいときは

言っていいですね、笑!

 

あ~二週間じゃあ

食べたいもの全部、食べれないわぁ、、、笑