まずはお知らせ。
10月のレッスン、カボチャのケーキが来週から始まります。
キャンセルがいくつか出ておりますので、
お知らせいたします。
3日(月)10:30~
6日(木)10:30~・13:30~(ダブルレッスン)
13日(木)10:30~
以上です。気になる方はメールにてお問い合わせくださいませ。
ではでは、今日はアイビーの話。
アイビーとは、今回のポートランド滞在で
初めて会いました。
わたしより少し年上の、女性です。
彼女との出会いを説明しようと思うと、
話は去年の夏にさかのぼります。
去年の夏、わたしはアメリカのサンタバーバラという町に行きました。
20日間ほどの滞在で、
本屋さんに行くのが好きな私は、その時も
町で唯一の本屋さんに、時々行っては本を物色しておりました。
旅行中に本を買うと
帰りの荷物が重くなってしまうので、できるだけ買わないようにしているのですが
カフェなど行った時に読む用に欲しいんですよね~
1、2冊だけ買いたいな、と思いいろいろ見ていると
1冊の本が目に留まりました。
表紙の雰囲気がまず素敵で、タイトルが素敵。("better from scratch")
はい、お買い上げ~~
中をぱらぱらと見た感じもよかったので、これに決めました。
さっそく読み始めてみると
やはり、すごく素敵な本。
あ、読む、と言ってもレシピ本ですが、笑
で、よく本には”前書き”みたいなのがありますよね。
その本にもあって、彼女がどうしてこの本を書こうと思ったのかが
2ページくらいにわたって書かれていました。
本のコンセプト、みたいなもんですね。
そこに書かれていた彼女の言葉は、
その時の私の気持ちを、代わりに述べてくれたかのように共感できることばかりで
そうそう!そうなの!!!と
思わず言いたくなるような、そんな内容でした。
そして、あまりにも共感して興奮した私は、笑
その、"そうそう、そうなの!" と思った気持ちを
手紙に書くことにしたのです。
どうしても、伝えたい!!と。
でも、どこ宛に出していいかわからない、、、
とりあえず、その本の出版社に送ることにしました。
出版社の住所は、本の後ろに載っていますからね~サンフランシスコの出版社でした。
彼女への手紙を中に入れ、出版社宛に”この本を買った、読者です。この手紙を彼女に渡してほしいです。ファンレターです” みたいなことを、
書いたと思います、確か。
今思うと、
ものすごく怪しい、、、笑
怪しさ満載の手紙でしたね、”ファンレターです”だなんて、笑
サンタバーバラから帰って、すぐにその手紙を出しましたが
去年の夏も、そのあとベルリンやロンドンに行ったりしていたので
何かとバタバタ過ぎて行って、
ヨーロッパから帰ってきてしばらくしてからのことです。
メールが来ました。
本の著者の、アイビーから!
えーー返事が来た!!
手紙を出してはいたものの、返事が来ることなど期待していなかったので
すごくびっくり。
それよりも、本人の元にちゃんと届いたんだ、というのもびっくり。
あ、でも、期待していなかった、と言いつつも
手紙の最後にしっかり自分のメールアドレスを書き添えていたわけですが、笑
彼女からのメールは
お手紙を読みました、ありがとう、という内容でした。
そしてその本の著者、アイビーは
ポートランドの人でした。
つまり、サンフランシスコの出版社の人が
わたしの手紙を、ポートランドのアイビーのところへ
送ってくれたんですね~。
なんとまぁ、ミラクルな!
きっと、日々届けられる様々な郵便物に混ざっていたであろうわたしの手紙を
ちゃんと見つけて、読んでくれたんだ。
はぁ。。。
じんわり、うれしくなります。
そう、これがまず、1年前の出来事。
そして今年の夏です。
ポートランドに行くことを決めてから
向こうで会えないかな~と思って、アイビーにメールを送ってみました。
去年、メールをもらっているので
連絡先はわかっています。
とはいっても、ただのファンレター。
もし、会うのはちょっと、、と思われたら
きっと"忙しいから"とか言って断ってくるだろうし、、と
ダメもとで送ってみました。
すると返事が来て、
お茶でもしましょうよ、ということになったのです。
わぁ~!キャーー!わぁ~~!!きゃー!!ですよ。
会えるんだ、この本の人に。
そんな楽しみも抱えて
ポートランドへ行っていたのです。
長くなってきました、、続きはまた今度!