今日は、唐辛子の話。
アメリカのスーパーに行くと
いろんな種類の唐辛子が売っています。
フレッシュなものも見ることがありますが(時期があるのでしょうか??)
ドライのものは、年中売ってる。
タコスなどのメキシカンを、アメリカでもよく食べますからね~
そういう料理に使うんだと思います。
真っ赤なものから濃い深紅のもの、小さいものから大きな(長い)ものまで
ホント、いろいろ。
全部、名前も違います。
いろいろあることは前から知っていたけれど
違いがわからないし、使い方も知らないので
買ったことはありませんでした。
さてみなさん、覚えてます?
前にポートランドログで、南米料理を毎週金曜日に食べるのが楽しみだ、という内容を書きました。
あの時、タコスの脇に置いていた5種類のチリソース。
5つとも全部チリソースなんですが
まず、色が違う。
チリソースだからって、赤とは限らないのですね~緑やオレンジ色のものも。
そして、どれも辛いのは辛いんですが
味が全然違うのです!
辛い中にも、甘さがあったり、すごく刺激的でピリリとしたり、
まぁ、これは
唐辛子そのものの味だけではなく、ソースの作り方もそれぞれ違うんでしょうけど
その時初めて、いままでさほど気に留めることのなかった"チリソース"というものにすごく興味がわきました。
ただ辛いだけじゃない、この甘味、あとひくおいしさ、すごいなぁ、、、って。
で、その話をローラにしたら
”ザックに言ったら、作り方教えてくれるよ、きっと!” と。
ザックとは、ローラのお兄ちゃんです。
そう、ザックはお料理全般、好きみたいなんですが
メキシカンがお得意。
家にも、メキシコ料理のレシピ本が、たくさんありました。(ザックの本ですって)
私がポートランドについた日の夕食でも
おいしいタコス(サルサソース)を作ってくれたのがザックです。
ぜひ習いたい!と
ザックに聞く前に、唐辛子を買って帰りました、笑
その日のうちに、私が帰国するまでに教えるよ、と約束してもらい
それを楽しみに待っていたわたし。
そして~
はい、これがザックにチリソースの作り方を習っているときの様子です。
まず、"え、、、こんな大量に入れて大丈夫なんですか、、、?"という量の唐辛子。
ギャグかと思いましたよ、
ボウルいっぱいの唐辛子だもん。
でも、この唐辛子は辛くないからオッケーオッケーという言葉を信じて。笑
トマトソースじゃないですよ、笑
これ、唐辛子の赤い色。
この時点では、まだ味見していません。
でも、きっと大丈夫。
とても手慣れた様子で教えてくれるザックを見れば
しょっちゅう作っているのがよくわかります。
さぁ出来上がりはどんなかと言いますと、、、
きれいでしょ~~。
あの、乾燥した状態で買った唐辛子が
こんなきれいなソースになるなんて、びっくりです。
そしてこの日の夕食には
このソースに合うようにと、ザックがローストポークを仕込んでくれていて
ローラはパンを焼いてくれました。
ザック作。
パンを作るローラ。
こちらも見事な手つきで、いつもやってるのがよくわかる。
サラダなども作って、テラスで夜ごはん。
ザックが教えてくれたチリソースは
まるでトマトソースのような甘みがあり(トマトは一切入ってないですよ~)
それだけをパンにつけて食べてもおいしいくらいでした!
こんなチリソース、初めて!感激~~
ローラが焼いたパンもとってもおいしくて
あぁ~なんてすてきなきょうだいなんだ!と
改めて、ご縁があって今ここに居て、ふたりと出会えたことに感謝しました。
このとき使った唐辛子も持って帰ってきたし、
ザック先生の作り方もばっちりメモとったし、
もう一度、作ってみなきゃ。
ポートランドからは、ほんとうにたくさんの”帰ったらこれやりたい、あれやりたい" を持ち帰っているのですが
なかなか実行できない夏でしたので
これからね、ひとつづつ、やっていきたいと思います。
ほぼ、食べ物のことばかりですけどね、笑