さて、今日は初日の夕食の話。
ポートランドに着いたのが夕方でしたので
ローラの家にたどり着いて、ふぅっと一息つけたのは
たぶん5時ごろだったと思います。
なので、その日はもう出歩かず
荷物の整理を少しして、ローラに家の近所のことを教えてもらったり。
そうこうしているうちに
一緒に住んでいる、ローラのお兄ちゃんも帰ってきました。
はじめまして~~
というわけで、夜ご飯の準備にとりかかります。
何を作ってくれるのかワクワクしていると、
きょうは、タコスのようです。
お~初日からアメリカっぽいですな!笑、
私も作るの手伝いたい~と言うと
"じゃあ、庭にfava bean がたくさんなってるから、それを取ってきて使う!”
とローラ。
連れられて庭に出ると、
ちょっとした公園のように広いお庭が!(うらやまし~~!)
そこに、豆やらハーブやらベリーやら
いろいろなものが、植えられている、というか
勝手に育っている感じでした、笑
さぁ、豆の収穫です。
fava bean というお豆、どんな豆かしら、、、と思ったら
でっかい枝豆のように見えますが
皮は厚くて硬く、日本のソラマメのような感じ。
なってるなってる、たくさんなってます。
ボウルいっぱいにとって、ゆでて皮をむいて
タコスの具として使いました。
これがね、ほんとに鮮やかな、きれいな黄緑色をしていて
甘みもあってとってもおいしかった!
お野菜たっぷりのタコス!
飛行機で着いたばかりの私にはうれしい~~!
ローラのおうちには、いつも野菜がたくさんあります。
毎週、農家さんから
オーガニックの野菜がおうちに届くような契約を、しているんだそうです。
なので、どんなお野菜が届くかは
農家さんお任せ。
その時、旬のものが届くのです。
二人とも(ローラとお兄ちゃん)それぞれの仕事を手際よくこなしていきます。
これを見ているだけで、
普段からよく料理してるんだなぁ~っていうのがわかる。
お兄ちゃんは何をしているかというと
サルサソースを作っています。
瓶詰めのソースなんて使わない!手作りなのです。
見ていると、
スパイスはちゃんとフライパンで乾煎りして香りを出してから、
野菜やニンニクは、オーブンでじっくり柔らかくなるまでローストしてから。
大きなすり鉢で
生のコリアンダーシードをゴリゴリして作っています。
本格的だぁこりゃあ!
どうやらお兄ちゃん、メキシカンがお得意のようです。
”帰るまでに、絶対教えてもーらお!”と
ひそかに心の中で思いつつ、私は豆の皮をむく。
豆の準備が終わると、ローラが次の仕事をくれました。
じゃん!
これはタコスの皮を作る道具。
生地から作っちゃうんですね~。
”生地から作るんだね、すごーい!”みたいなことを言うと、
へ??だって簡単だよ~とローラは言うので
これもきっと、いつも手作りしているんだと思います。(道具も持ってるしね)
やってみると、簡単で楽しい。
これは私もぜひ近々やってみたいと思っています。
(結局、お兄ちゃんにチリソースの作り方も習ってきたし!)
実はこれ、もう夜の8時を回ったころの様子です。笑
でも、その時間になってもまだ外は明るく
9時を過ぎると、ようやく暗くなってくるくらいでした。
作り終えたものやお皿を、二人は次々と外へ運んでいく。
そうです、ご飯はテラスのテーブルで食べるのです。
夜風がとっても気持ちいい。
しかもポートランド、蚊がいなーい!(これがいちばんうれしい、笑)
手作りのタコス皮も、柔らかくてとってもおいしく
”ちょっとからいかも、、"と言っていたお兄ちゃんのサルサソースも抜群においしく
野菜もたくさんで、
初日から幸せな夜ご飯でした!
さぁ~明日からは歩き回るぞ!