今日は更新時間が今になってしまいました。
いつも朝の通勤中に電車の中で読むんです~と言ってくださる生徒さんもけっこういるのに、すみません!
今日は、帰宅の電車で読んでくださいね。笑
さて、Maru cafeにて行いました、ワークショップの様子を
今日は書きたいと思います。
まずは自己紹介から。
普段のレッスンでは、自己紹介などしないので
ちょっとキンチョー、笑
京都でこういうことやっています、キャシーです、と。
まぁ、簡単に。
そして、時間も限られているので
早速ワークショップは始まりました!
いつものレッスンと大きく違うのは
デモンストレーション形式、ということでした。
レッスンを受けたことのある生徒さんはご存知のように、
普段は、私は何も作りません。
レシピをもとに、言葉で説明をするだけで
実際にケーキを作るのは生徒さん自身。
私は、口を動かしながら、みなさんの作業工程をチェックしているので
いつもはいわゆる"見る側”なんですが
今回は、"見られる側"。
みなさんの視線をビンビンかんじながら、笑
そして説明もしながら、進めていきます。
アップルパイは、もう何度も何度も作ってきているので
失敗したらどうしよう、という不安や心配は全くありません。
確かに、いつもとは
使う道具が違ったり、材料が違ったり
状況によっては、思っていたようにならないところが出てきたりもしますが
そんな時は、
みなさんももしこういう風になったら、こう対処してくださいね~と
普段だったらしないようなアドバイスもできるので
それもまた良し!と思っています。
今回も、パイ生地を寝かせる時間が短かったのと
使った小麦粉がいつものとは違うものだった、ということも相まって
生地の様子が、すこし普段とは違い
ちょっと伸ばしにくい状態だったんですね。
でも、こういう時はこうしてください、と
お見せできたし良かったかな、と。(前向き!笑)
ちょうどスポットライト当たっているようになっちゃってますが、笑
でも、やりながら考えていました。
そういえば、いつものレッスンでは
こうして私がやって見せることはほとんどないので
”見てみたい!”と思う方もいらっしゃるのかな、って。
自分でやるだけだと、どれが正解かわからないままになってしまう、というか
もし私が生徒でも
先生がやってるところ、見てみたいよなぁ~って。
どうですか、みなさん??笑
私が目の前で作って見せたアップルパイを食べてもらう、という
こういう形式のレッスンもいいのかな。
いつか、やってみようかしら?
ひとつじゃちょっと足りなかったので
2ホール焼きました!
いいかんじにできあがり~。
アップルパイは、とにかく火が通ればいいので
わりと初めて使うオーブンでも
失敗なく焼くことができるものなんです。
例えば、パウンドケーキやマフィンなんかだと
使い慣れたオーブンじゃないと、膨らみ加減が変わったり、
それに伴って、焼き上がりの食感が変わってしまったりしやすいんですけどね~。
アップルパイをカットしてみなさんにお配りして
お待ちかねの試食タイム。
おいしい~!!という言葉が聞けて
ホッとしました。
そして、焼いている間の待ち時間にも
みなさん、いろんな質問をしてくださったので
私も、それに答えながらいっぱいお話させてもらえて。
2時間のワークショップが、あっという間でした。
このワークショップをやらせてもらって、わたしが感じたこと。
自分のことを、自慢したいわけではないですが(そういう風に伝わりませんように…)
自分の手で何かを作れるって、
すごく幸せなことだと思ったんです。
私の例で言えば
わたしは、アップルパイやお菓子を作れるこの手と知識を持っているから
材料さえあれば
京都でも、長野でも
アップルパイが焼けるんですよね。
自分のキッチンじゃなくても
どこででも、誰にでも、教えることができる。
わたしだって、
むかしはただの、お菓子作りが好きな子ども、だったんです。
それから、好きで何度も作ってきたから
みなさんがお菓子を作るときにつまずいてしまうであろう失敗は
ひととおり経験してきていると思うし、
昔、自分が疑問に思ったことは
みなさんも疑問に思うだろうな~って分かります。
特に私は、お菓子作りの学校へは行っていないので
なんで??と思ったら
自分で調べるしかなくて、それで今まで来ちゃったんですよね~。
自分の手でやってきたからこそ、できること。
手が覚えていること。
それが、今の私がやっていることのすべてです。
そんな仕事に就けていることを
すごくありがたいな~と思いました。
そして、自分がやってて楽しいだけじゃなく
ワークショップに参加してくださったみなさんに
あ~楽しかった!勉強になった!良い時間だった!と思ってもらえて、
そうやって習って帰ったみなさんが
今度は家族や友達のために家でアップルパイを焼いて、ふるまって
それを食べた人が
また、おいしー!!って言って、幸せな気持ちになる、という
なんかこう、どんどんつながっていくというか、
ハッピーな感じが伝染していくというか
そういうのが、とっても嬉しいな~と。
これは、もちろん日々のレッスンでも感じていることですが!
京都の、もともと私のことを知ってくれている人の間でだけでなく
こうして初めての街へ行ってもそれができる、というのが
自信にもなったし、うれしかったんです。
今回参加してくださった方も
"Kathyって誰や??” という感じだったと思うんですが、笑
それでも、一緒に楽しい時間を過ごすことができて
佐久まで行って、良かったな~って思いました。
ご参加ありがとうございました!
そして、こうして無事にワークショップを開催できたのも
Maru cafeのレイ君とマリさんのおかげです。
お二人と話していると
もっとお菓子に使う材料のことも勉強したいと思ったし
自分にできることと、その街とのつながりのことを考えたり
これからやりたいことが新たに生まれたり。
とっても穏やかで優しい雰囲気の二人に、いろんな刺激をじわじわと受けました。
私にとっては
そんなワークショップ、でした。