フードスタイリストという仕事

今日はめずらしくこんな時間に更新。

今朝も、いつも通りパソコンに一旦は向かったのですが

書きたいことがまとまらず。

いつもそんなことないんですが、笑


ハンナのレッスンが終わってからも

メールやfacebookで、とっても楽しかったです、と

参加したみなさんからメッセージをもらい、

あ~よかったな~とホッとしております。


彼女と会えるのを、私も楽しみにしてこの日を待っていたわけですが

ハンナと会ったら、聞いてみたいと思っていることがありました。


”ブルックリン在住のフードスタイリスト”

この肩書き(と言うのかな?)を聞いただけで、

私なんかは、かっこいいなぁ~~と思うのですが

実際、どうやって仕事をゲットするのかしら…

そんなに仕事って回ってくるものなのかしら…

フリーランスでやっていくのは、大変なんじゃなかしら…ってね、

聞いてみたかったんです。


だって、大都会ニューヨークですから

フードスタイリスト、という仕事をしている人もたくさんいるだろうし

おいしいもの、おいしいお店が周りにはたくさんあって

たとえおいしい料理が作れても

おいしいお菓子を焼くことができても

それはあまり、特別なこととして扱われないような気がしたからです。

ハンナに会う前から

そんな街で、

フリーでちゃんとやっていけているのが、すごいな~と思っていたので

その辺のことを聞きたかったのです。


で、彼女の答え。


簡単に言うと、"縁”でした。

一度、一緒に仕事をした人が

その時の自分の仕事をとても気に入ってくれたら

また別の機会にも声をかけてくれたり、

誰かがフードスタイリストを探しているときに

こういう人知ってるよ~と、紹介してくれたり

そうやってつながっていく縁を大事にしている、と。


うんうん、確かに。

ニューヨークだろうが京都だろうが、

どこにいてもおんなじ。

仕事って、自分一人では決して成り立たないもので

たとえ一匹狼的な職人だとしても、その人が作った物を買ってくれる人がいて初めて

それは仕事として、生業として成り立つわけです。

私も今まで、いろんなご縁に恵まれ、それがどんどん広がって

また新しいご縁が生まれて、その繰り返し。


ただ、その"縁”というものは

何もせずに、ただじっとしているだけで勝手に広がってくれるわけではないな、というふうにも思います。

例えば、今回、ハンナのレッスンをやるにあたっても

彼女の準備、かたづけの手際の良さは見事でした。

使い慣れた場所でもなく、使い慣れた道具ばかりでもないのに

すぐに要領を得て

レッスンも、時間が押したりすることなく、きっちり予定通り。

どんな質問をしても、分かりやすく明確に答えることができる。

"だってわたし、ここ慣れてないですもん”、なんていう甘えは一切なく

かといって、ピーンと張りつめたような緊張感はなく、和やかに。


あぁ、だから彼女の"縁”は、どんどん広がっていくんだな~と

見れば納得でした。

彼女は、とてもかわいくて、キラキラしていました。

わたしも、また一緒になにかやりたい、と思いましたし

彼女のようになりたい!と思いました。



きっとまた会えるな~と思って

私たちは、最後、

"good bye" ではなく、"see you soon!" と言って手を振りました。

もう一度、ハンナとのレッスンが実現しますように!