新月の日に、空を見上げて思うこと

昨日は、新月でしたね。

晴れたり、雨がぱらついたりの不安定なお天気の1日。

そして、

わたしの大好きな友人の、命日でした。


こんな話は

このブログに書かんでも…とも思ったのですが

今日は、ケーキの話じゃないので

読みたい方だけ読んでくださいね。


確か、1年前のブログにも書いたので

知ってくださっている方も、いらっしゃると思います。

前の職場で一緒に働いていた、なっちゃん。


なっちゃんがいなくなっちゃったなんて、

ぜんぜん実感がわかない、、、

ずっとそう思っていたけれど


振り返ってみるとこの1年、彼女がいなくなってしまったことを

私はしっかりと実感して過ごしていたように思います。

いつ会ってもキレイで、シュッとしてて、でもおもろくて、可愛くて

同い年なのに、とても尊敬できる人でした。

彼女が書いていたブログは

忙しくすごす日々の中でのわたしの楽しみで、

その文章のおもしろさに

やっぱなっちゃん、サイコーやわぁ~~と

読むたび、思っていました。

そのブログを読むこともできなくなり

なっちゃんが旦那様と一緒にやってた喫茶店に行っても

そこに彼女の姿はなくて。


本当にたくさんの人が

彼女の急な訃報に驚いて、ものすごく悲しんで、

信じられない気持ちでいっぱいだったんです。

昨日は、あの時のそんな気持ちを何度も何度も思い出してしまって

空を見上げては、深呼吸しました。


なっちゃんは、いつもわたしの仕事のことを応援してくれていて

私が焼くお菓子を大好きだと言ってくれて

そして、"けいちゃんなら大丈夫だよ~"と、自信を持たせてくれました。

だからわたしは、

なっちゃん、見てよ~こんな感じで、ちゃんとKathy先生やってるんだよ~と

心の中でいつも思っています。

まだ一乗寺に来る前のこと。

ここ、Kathy's Kitchen として使っている場所の間取り図を持って

”どう思う??"と聞きに行ったのは

なっちゃんと、なっちゃんの旦那様のところでした。

"ええんちゃう~けいちゃんらしくていいと思うで~"と

なっちゃんは言ってくれて

迷っていた私の背中を押してくれたのでした。

あのときなっちゃんが、

う~ん、もうちょっとほかの物件も見たほうがいいんちゃう?と言っていたら

いま私はここにいなかったかもしれません、笑


これからもずっと

どこかから、様子を見ていてくれるに違いありません。

なっちゃんにとって、いつまでも自慢の友達キャシーでいられるように

わたしらしく生きていきたいな。

そんなことを考えた、梅雨の新月でした。


大事な人をなくしてしまうって

誰でも経験してしまう、悲しい出来事かもしれません。

そして、自分の人生だって

いつまで続くのかなんてわからない。

だからこそ、日々の小さな幸せを大事に、大事に。

感謝の気持ちを忘れずに。