以前、ブログにも書きましたが
今年2015年は、空いた時間を使って
Kathy's Recipe book Project というのを進めております。
このことを書いてから
”キャシーさん、本出すんですねっ!すごいですね!"
と、よく言われますが
いやいやいや、出しません、笑
ただ、自分で印刷して、綴じて、本にするだけですよ。
お間違いなく~
さて、取材の方は
思っていたよりゆっくりペースですが
いろんな方々の協力により、楽しくやらせてもらっています。
先週は、お料理教室の先生でもある”トメさん"こと早乙女さん宅にて
取材させてもらいました。
これからレッスンが始まるかのように、
ばっちり準備してくださっていました!
普段、私はあまり洋食を作らないので
ちょっとしたコツやポイントなど
へぇ~~~と思うことがたくさん!
個人レッスンを受けているような、とても贅沢な時間でした。
トメさんは、若いころに
フランスに5年ほど住んでいたそうです。
最初は語学を勉強して、その後に料理の勉強を。
このスープはね、フランスに住んでた時に
下宿してたとこのお母さんがよく作ってくれて、とか
そんな話を聞きながらお料理するだけで
なんだかわくわくしてきます。
”修業時代"とか”下積み時代"とか
料理の世界以外にも、もちろんあると思います。
若い時に、そういう苦労してなきゃダメだよ。
なーんていうのは古い考え方だと
私は思ってしまう方なのですが、
あ、決してそういうのがよくない、必要ない、という意味ではないですよ。
今ちゃんとしてたら、そこにこだわる必要はないかな、ということです。
でも、トメさんのフランスでの話を聞いていると
やっぱり、海外でこういう経験をしてきた人って、すごいなぁ~と
思うのです。
その手から作り出される料理が、
美味しいのは当たり前で
でも、それが美味しいのは
その奥のほうに、ちゃーんとしたベースや経験があるからというか、
そんな気がして
やっぱプロってすごいな、と思ったのです。
もし、料理人の皆さんがこれを読んだら
そんなの普通じゃん!って思われるのかもしれないですが
私は、自分にそういう経験がないから
羨ましいなと感じるのかもしれません。
そんな、修業時代の話だけではなく
素材に対するこだわりとか、調味料の使い方、
全てが興味深く、楽しい取材となりました。
そして、何よりこれ!
作った自分が、いちばんおいしそうに食べてる!
というトメさんの姿が
またこの人の料理を食べたくなる理由なんだと思いました!
レシピブックの取材は
今年いっぱい、続けて行こうと思います。
これからの取材も、楽しみだなぁ~。