さて、昨日のつづき。
イベントでのわたしのブースの様子を。
ブース、と言っても
テーブルにお菓子並べていただけですが~笑
今回は、フランスチックなイベントなので
なにか、フランスっぽいお菓子を焼こう~と
前々から考えておりまして
いつもはアメリカンベイキングのレシピばかり見ているわたしが
図書館やら本屋さんやらで
フランス菓子のレシピをたくさん見ました。
フランス菓子、と言っても
わたしが手に取る本は、フランスのいろんな地方のお菓子が紹介されているものなどやはり、焼き菓子の本になってしまうのですが。
↑ アマンディーヌ
シンプルなカップケーキのようなこのお菓子は
アーモンドの粉を使っているので、風味がいいのです~
いろいろなレシピを見ましたが、
フランスの伝統菓子の味を再現、など
初めっからやるつもりはなくて、笑
どんなお菓子があるのか、その特徴などを知ったうえで
Kathy風に作ればいいや~といったかんじで、ね。
なので、見た目はいつものKathyのお菓子、です。
りんごとくるみのケーキ
パンデピス。
これは、はちみつで甘みをつけて、スパイスをたっぷり使って焼き上げるお菓子。
数え切れないほどのレシピがあり、
お店に寄って使うスパイスや甘さ加減など全然違うんだそうです。
ベーキングパウダーを使ったケーキっぽいものもあるし、
イーストを使ったパンっぽいものもあるとか。
それでもぜ~んぶ、パンデピス、なんですって。
わたしは2種類のパンデピスを焼きました。
左はシナモン、カルダモン風味、オレンジ、レーズン、クルミを混ぜて。
右はチョコレート味で、ジンジャー、ナツメグを利かせて。
どちらも、とてもいい香り。
サブレ(クッキー)2種類
ビスケットは、ただ久しぶりに食べたかったので焼きました、笑
わたしは、こうやってお菓子越しに
楽しそうなみなさんを見ておったわけです。
きのうも書きましたが
ほんとうに素敵なイベントだったんですよ、これが。
いつもの場所ではなく、借りた場所でやるのって大変なんですよね~
ほとんどすべてを運び込まないといけないので、
まず、それだけでも大変。
でも、主催者のトメさんは
そんな大変だった感など、いっさい見せず
みなさんがお料理を食べ終えたタイミングを見て、テーブルを回って話しかけたり
わたしたちにまで、お腹がすくだろうからとおにぎりを用意してくれて
とにかく、
みんなに楽しんでもらいたい!という思いがこの会場いっぱい!
パンパンでした。
そしてそんな思いが溢れる、愛ある一皿、でした。
”食べなくってもおいしいってわかるよ"
この人が作るものって、きっとおいしいんだろうな。
まだ食べてもいないのに、話をするだけでそう感じること、ありませんか?
ピンとくる、直感、みたいな。
トメさんはまさにそういう人で、
もちろん、これまでの修行や経験がベースにあってこその腕なんだと思いますが
材料がどうだとか、調理法がどうだとか、
そういうこととは別で
その人だから作れる味、ってありますよね~。
同じレシピでも、作る人によって味が変わる。
それはお菓子でもお料理でも、一緒だと思います。
こんな素敵なイベントに関われたこと、とてもうれしいです。
そして、トメさんのこういうとこ、見習わなきゃ~と思うところが
たくさんあって
同じ”食”の仕事をしているKathyとして
とてもお勉強になったな~と思いました。
"四月の魚" は
これからもっともっと、楽しいこと美味しいことを
いろいろやってくれると思います。
楽しみです。
来てくださった生徒さんが写してくれた1枚。
わたしのお菓子を買いに来てくださったみなさまも、ありがとうございました~!