前の職場でお菓子作りを教えていたころも合わせると
”先生”を始めて
もう4年くらい経ちました。
教えながら、私のほうが学ぶことも多くて
いまだに教えるって難しいな。。。とは思うのですが
生徒さんたちのおかげで、とても楽しくやらせていただいております。
そもそも、なぜ"教える”ことに興味を持ったのかというと
始まりは、友人にケーキ作りを教えたことでした。
カフェでケーキを焼いていたその友人は
ケーキ職人、というわけではないので
自分なりに、本などで作り方を調べて作っていて
あるとき、ずっと自己流でやってきたからちゃんと教わりたい、と
言ってきました。
いいよ~と軽い気持ちで引き受けて
いくつかのケーキを教えることに。
友人なので、先生と生徒、としてではなく
まったく緊張することもなくやってたのですが
教えながら一緒に作って、ケーキができあがったときの
その友人の喜びようが
すごくうれしかったのです。
試食してみて、おいしい~というのはもちろん、
いままでずっと疑問に思ってたことが解消してすっきりした!とか
こうやればやりやすいんだ、っていうのが分かった!とか
今まで、ケーキを作りながらも
自分の中でぐるぐるしていたいろんなことが腑に落ちて
とても達成感、満足感があったのだろうと思います。
それが私にも伝わってきて
すごくうれしそうなその顔が、私もすっごくうれしかったんですよね~。
それから、です。
こうして、"教える”ということに
興味を持ちました。
お菓子作りに携わる仕事って
ただ、作って売るだけじゃないんだと
いろんなやり方で"うれしい"とか"おいしい"とかって
共有できるんだと
思ったのです。
あの時、その友人から"教えてほしい”と言われなかったら
教えることに興味を持たなかったかもしれません。
そう思うと
あれって、いまのわたし、Kathy先生の原点だな~と
多謝!!です。
あの頃の気持ちは、大事に持ち続けたいな~。
そして、これからも楽しくレッスンしていきたいと思います。