きのうのつづき

きのうのブログを読んでくださった方は

え~~どこどこ?

Kathyどこに泊まったの??

ですよね~。笑

わたしが泊まったお宿はこちら。

穂高養生園、というところです。


長野県の山の中、にあるこの辺りは

これから厳しい冬が始まります。

なので、わたしが行った11月24日が、今年最後の営業日。

来年の春まで、長いおやすみに入るのです。

動物たちが、冬眠するみたいに。



2日目の朝は、まだ暗いうちに目が覚めて

だんだん空が明るくなっていくのをながめたり、本を読んだり。

そして、お宿のスタッフさんが

朝のお散歩に連れて行ってくれました。

この日もすごく天気が良くて、

しばらくすると

みなさん、巻いていたマフラーを外し、来ていたジャケットを脱ぎ始めるほど。


落ち葉だらけの山の中を

みんなでザクザク言わせながら歩きました。

”散歩”と言うにはちょっとハードな道のりでしたが、笑

自分よりだいぶ年上の方たちも、サクサクと歩いてらっしゃって

あ~もっと体力つけな…と。

久しぶりに息が切れました、笑


あ~おなかすいた。。


散歩の最後30分ぐらいは

宿に戻ってから待っている、朝ごはんのことばかり考えていました、笑

宿に戻ったのは10時。

出発したのが8時だったから…

2時間の散歩!(ハイキング) お腹すくはず。


養生園にとっても、今年最後となるこの日の朝ごはんは

ここで働いている、わたしの友人、みちよさんが作ったごはんでした。

実は今回の長野は

この、みちよさんのごはんを食べるために行ったようなもの。

なので、とても楽しみにしていた至福の時間です。


まだあたりも薄暗い朝の6時ごろ

キッチンからは、カチャカチャと作業をする音が聞こえていました。

早くから、丁寧に作ってくれたんだなぁ~。

陽当たりのよい窓辺でいただいたみちよさんの朝ごはんは

とてもキラキラしてたけど

それは朝日のせいだけではないと思いました。


まわりの皆さんも

ひとくち、ひとくちを噛みしめるように

"おいしいわぁ~"と、何度も言いながら、食べていました。

それが、まるで自分を褒められているようで(図々しいけど、笑)

とても誇らしかったのです。




いつも、こうやって旅をしたりすると

わたしはいろんなことを考えます。

日々の生活のこと、仕事のこと、将来のこと、人生のこと。

考えるネタって

いくらでもありますから!笑

しっかり、じっくり、"考える”のは、とても良いことなんだけど

でも、時に考えすぎてしまうと

脳ミソが忙しくなって、バタバタして

別に肉体労働をしているわけでもないのに、どっと疲れたり。


ただ、今回の長野の旅では

”考える” よりも ”感じる”とこがとても多くて

それは、なんというか…

うまく表現できないですが

自然と湧いてくる気持ち、というか

よく、”肌で感じる"とか言いますけど、まさにそんな、でした。

でも、考えてみると(って、また考えちゃってますが、笑)

なにも特別なことはしていなくて

自然の空気をたくさん吸って、

おいしいもの食べて、

お友達とおしゃべりして、

のんびりすごした、それだけ。

京都にいたって、できることばっかじゃん!ってね。