先日、実家の母と電話でしゃべっていると

”お母さん、もうすぐ誕生日。だから、ケーキ送って!"

と言ってきました。

今年の夏のジャム作り。

母とは年に1、2回しか会わないので

実家に帰るとだいたいいつも、地元の野菜や果物を一緒に買いに行って

なにか作ります。


いままでで、いちばん私のお菓子を食べている人、

それは間違いなく母です。

私が小学生のころに初めて作ったクッキーから

中学生や高校生のころに、本を見ながらいろいろ作ってみたもの、

就職して、教えてもらって作ったケーキ、

”ショーケースに並べてもいいよ”と、初めて売ることを許可されたケーキ、

東京で働いていたころのケーキ、

さらさのケーキ。


いつのころからか、

わたしが作ったお菓子を

”売ってるやつみたいやん" と言うようになり、

そしてまたいつからか、

”売ってるやつよりおいしいやん" と言ってくれるようになりました。

最近は、

その辺のお菓子より、私が作ったもののほうが美味しい、と言って

時々、催促の電話をかけてきます。

(誕生日、関係ないじゃん、笑)



いやぁ~うれしい。

単なる親バカなのかもしれませんが。


私にとって、母はいちばん厳しいジャッジマン、だと思っていて

なので、

母が"これ、おいしい"と言うと

あ~ほんとにおいしいんだ、と

とても安心するのです。

時々、言います。"これ、おいしいけど、ふつう。"って。

正直。

だって、娘にお世辞言わなくてもいいですもんね。

きっとこのブログも読んでいるので

こんなこと書くと、今度から言いにくくなるかも、笑  ですが

”お友達にもあげるから、多めに送って!"と言ってくれるのが

わたしはほんとにうれしいな~と思っています。

昔からお菓子ばっかり作っていた私ですが

今思うと、いつもその材料を買ってくれたり、道具を買ってくれたり

してくれてたんだなぁ~と。

そういえば、いつのまにかお菓子作りが好きな子どもだった私ですが

きっかけは

母と一緒にやっていた、パン作りかも…。

ねぇ、こんどクリームいれてクリームパンにしようよ、とか

言ってた気がします。


早速きのう焼いたサツマイモのタルトが

もうすぐ着くはず。

ジャッジや如何に!笑