シアトルでの週末は、
もう一つの楽しみがありました。
それは、フレモントというエリアで毎週末開かれるマーケット。
この広い倉庫のような場所が
毎週末、マーケット会場になり、朝からたくさんの人で賑わうのです。
このマーケットは
ファーマーズマーケットとは違って
雑貨や古着、レコードなど、"もの"のマーケット。
わたしがこういうマーケットに行ってまず探すのは
キッチン用品やお菓子作りの道具たち。
古いケーキの型やクッキー型など、独特の形と色をしたものが多くて
どこかの家で、おばあちゃんや、もしかしたらそのもっと前の世代から
代々使われていたものなのかなぁ~なんて
思いを巡らせながら、手に取ります。
やはり、アメリカの人たちにとって
おうちでベーキングする(お菓子を焼く)ことは
昔から生活の一部だったようで、
日本では見たことのないような型もたくさんあって面白いのです。
こういう道具を手にすると、
私が受け継いで、大事に使おう。という気持ちになります。
マーケットは、宝探しのようで楽しくて
ここにも私は、毎週末出かけていきました。
近くにお気に入りのコーヒー屋さんがあったので
朝家を出てから、まずそのコーヒー屋さんで朝ごはんを食べ、
マーケットの時間になるとここへ来て、
ひととおり見て回ったら
バスに乗ってバラードのファーマーズマーケットに向かう、
(先日書いた、バラードのファーマーズマーケットと同じ日なので)
というのが
私のシアトルでの週末の定番、となりました。
こどもたちにとっても、
マーケットは宝の山!
しかも、とてもリーズナブルなものが多いので、
利益というよりは、
古いものや自分には必要ないものを
別の誰か、それを必要とする人に使ってもらおうという気持ちが
そこにはあるような気がして
なんだかうれしいのです。
外には、屋台フードもたくさん。
買い物が終わっておなかがすいたら、何を食べようか~というのも
たのしみのひとつ。
↑ とても人気のカレー屋さん。