America log 34

シアトルでの週末は、

もう一つの楽しみがありました。

それは、フレモントというエリアで毎週末開かれるマーケット。

この広い倉庫のような場所が

毎週末、マーケット会場になり、朝からたくさんの人で賑わうのです。

 

このマーケットは

ファーマーズマーケットとは違って

雑貨や古着、レコードなど、"もの"のマーケット。

 

わたしがこういうマーケットに行ってまず探すのは

キッチン用品やお菓子作りの道具たち。

古いケーキの型やクッキー型など、独特の形と色をしたものが多くて

どこかの家で、おばあちゃんや、もしかしたらそのもっと前の世代から

代々使われていたものなのかなぁ~なんて

思いを巡らせながら、手に取ります。

やはり、アメリカの人たちにとって

おうちでベーキングする(お菓子を焼く)ことは

昔から生活の一部だったようで、

日本では見たことのないような型もたくさんあって面白いのです。

 

 

こういう道具を手にすると、

私が受け継いで、大事に使おう。という気持ちになります。

マーケットは、宝探しのようで楽しくて

ここにも私は、毎週末出かけていきました。

近くにお気に入りのコーヒー屋さんがあったので

朝家を出てから、まずそのコーヒー屋さんで朝ごはんを食べ、

マーケットの時間になるとここへ来て、

ひととおり見て回ったら

バスに乗ってバラードのファーマーズマーケットに向かう、

(先日書いた、バラードのファーマーズマーケットと同じ日なので)

というのが

私のシアトルでの週末の定番、となりました。

 

こどもたちにとっても、

マーケットは宝の山!

しかも、とてもリーズナブルなものが多いので、

利益というよりは、

古いものや自分には必要ないものを

別の誰か、それを必要とする人に使ってもらおうという気持ちが

そこにはあるような気がして

なんだかうれしいのです。

 

 

外には、屋台フードもたくさん。

買い物が終わっておなかがすいたら、何を食べようか~というのも

たのしみのひとつ。

 

↑ とても人気のカレー屋さん。