America log 21

前回に引き続き、お気に入りベーカリーの話。

 

ここは、"おいしい"と誰かに聞いて行ったのではなく、

道を歩いていてたまたま見つけたパン屋さん。

わりとシンプルな店構えなのですが、

しかも、一見、レストランのような雰囲気もあるのですが、

なぜか、あ~ここ、きっとおいしいわ、と

Kathyアンテナにビビビと反応。

それにわたし、"Artisan"という単語に弱いのです、笑

"artisan" は”職人"とかいう意味なので、

Artisan Bread とか言うと、ちゃんと手づくりしているパン屋さんなんだ~

と、期待しちゃうわけです。

 

アメリカの"ベーカリー”って、だいたいそうなんですが

パンもケーキも焼き菓子も、全部あるの!

日本だと、"パン屋さん”にはパン、"ケーキ屋さん”にはケーキ、ですから

あまり、アメリカで言うところの"ベーカリー”みたいなお店って

ないですよね~。

ここは、アメリカンベイキング、とはちょっと違って

フレンチテイストでした。

だから、エクレアやマカロンのようなお菓子も。

ランチタイムにはサンドイッチ。

初めて行くお店って、まずはぜ~んぶのメニューをチェックしたいから

注文するまでに時間がかかります。

後ろに並んでいる人に

"after you~" (お先にどうぞ~)と何度も言うハメに、笑

いろいろ食べてみたいけど、1個がこのボリュームですからね…

1個しかムリやわ、笑

 

ショーケースのすぐ後ろは広い厨房になっていて

10人くらいかな、男の人が作業をしています。

やっぱり、ここでちゃんと焼いてるんだ~!

でも、みんなね~すっごいラフ!

Tシャツにキャップ、ハーフパンツ姿に、エプロン。

そしてTシャツからのぞく腕にはタトゥーがいっぱい、笑

 

わたしが迷っていると

"これが焼きたてだよ~"と言うので、"じゃあ、それ!"と

クルミのパンをオーダー。

ここで食べる、と言うと

スライスしてお皿にのっけてくれました。

そう、アメリカのベーカリーはだいたい、座って食べれる席があるので

その場で焼きたてのパンが食べられます。

 

美味しかったので、ここにも何度か足を運びましたが、

週末の朝は、けっこう早起きして行っても

もうお客さんいっぱい!

みんな、お店が開くのを待っていたかのように

次々と入ってくるし、それは途切れることなく続きます。

人気のお店なんですね~

 

1度、行ったけど席がなくて、テイクアウトにした

アップルガレット。

これもね~すっごく美味しかったです。

 

近所にこんなお店があったら最高だなぁ~。