America log 17

前回のAmerica logで、Emilyが作ってくれたディナーの話を

書きましたが

その数日後、お友達数人を集めて

もう一度、試食会をするということで

私もその席に混ぜてもらいました~!

 

夜になって、ぽつりぽつりと人が集まり始めました。

またまたすごく"アメリカっぽいな~”と思ったシーンがありまして

みんな、必ず何か手に持ってるんですよね~

お花とか、パンとか、ワインとか、おつまみとか。

で、

包み紙を見るなり

"わぁ~お!これ、○○○のハムじゃない?ここの、おいしいのよね~!"

"そうなんだよ~やっぱここのは最高だよ~!"

とか

"このオリーブの詰め合わせ、いいわね~どこで買ったの?"

"これはね~○○○の、オリーブバーで買ったんだよ~"

なんて感じで

手土産から会話は弾みます。

そして、そうやってみんなが持ってきてくれたものを

パパッと、うまいことお皿に盛って、カウンターの上に出すのです。

すると、早く来た人たちは

それを立ったままつまみながら、おしゃべり。

ほかの人が集まるのと、ディナーの準備ができるのを待ちます。

これ、私的”アメリカっぽい"シーン、笑

 

 

 

全部バラバラの椅子なのに

なんとなくまとまっていて、素敵~

フォークやスプーンもそう、全部お揃い!ってわけじゃないけど、

逆にそれがホームパーティーっぽくていいな~と思いました。

"あぁ~もうすぐみんなが来る時間だわ!"と

料理をしていたEmilyは、手を止めて、ハサミを持って外に出ると

庭からこんな可愛いお花を摘んできました。

食卓に、さりげないお花。

彼女たちにとっては、"いつものこと"だと思うのですが

私の目には、いろんなことが素敵に映り

こんな暮らし、いいなぁ~と思う事が、何度もありました。

Emilyが作っているのは、かぼちゃのニョッキ。

使っているボウルが、シルバーのステンレスボウルじゃないとこが

また、良い!(いちいち反応、笑)

 

じーっと見ていると

”手伝う?"と言うので、

"うんうん!"と、私も丸めるのをお手伝い~

いいにおいがしてきたぞーー

ニョッキって、茹でてたっぷりのソースに絡めて、という食べ方をすると

思っていたら、

揚げ焼きのような感じにしたニョッキに

シュレッドしたチーズと、ケールチップ!

この、海苔みたいに見えるのは、ケールチップです。

先日も試作していた、オニオンスープには

カマンベールチーズをのせて。

きのこ、ハーブとともにローストしたサーモン。

チキンに併せて使っているのは、レーズン。

こういうドライフルーツの使い方も、とてもアメリカっぽいな~と思います。

ひととおり食べ終わった後は、

チーズやナッツをつまみながら、ワインを飲みながらのおしゃべり。

ふつうに、ホテルに泊まっての旅行だと

こういう経験はできないので、

今回のポートランド、Emilyのお家に滞在して、

ほんとよかったな~と思います。

 

全然知らない人のお家に泊まるって

やっぱりドキドキするし、ちょっと、いや、かなり不安でしたけど

"なんとなく、良さそう~"という

何の根拠もない(笑)自分の感覚を信じて、行ってみてよかった!

 

この家が繋いでくれた素敵な縁は、他にもいろいろあって

それはまた、別の機会にお話ししますね~。