前回のAmerica logで、Emilyが作ってくれたディナーの話を
書きましたが
その数日後、お友達数人を集めて
もう一度、試食会をするということで
私もその席に混ぜてもらいました~!
夜になって、ぽつりぽつりと人が集まり始めました。
またまたすごく"アメリカっぽいな~”と思ったシーンがありまして
みんな、必ず何か手に持ってるんですよね~
お花とか、パンとか、ワインとか、おつまみとか。
で、
包み紙を見るなり
"わぁ~お!これ、○○○のハムじゃない?ここの、おいしいのよね~!"
"そうなんだよ~やっぱここのは最高だよ~!"
とか
"このオリーブの詰め合わせ、いいわね~どこで買ったの?"
"これはね~○○○の、オリーブバーで買ったんだよ~"
なんて感じで
手土産から会話は弾みます。
そして、そうやってみんなが持ってきてくれたものを
パパッと、うまいことお皿に盛って、カウンターの上に出すのです。
すると、早く来た人たちは
それを立ったままつまみながら、おしゃべり。
ほかの人が集まるのと、ディナーの準備ができるのを待ちます。
これ、私的”アメリカっぽい"シーン、笑
全部バラバラの椅子なのに
なんとなくまとまっていて、素敵~
フォークやスプーンもそう、全部お揃い!ってわけじゃないけど、
逆にそれがホームパーティーっぽくていいな~と思いました。
"あぁ~もうすぐみんなが来る時間だわ!"と
料理をしていたEmilyは、手を止めて、ハサミを持って外に出ると
庭からこんな可愛いお花を摘んできました。
食卓に、さりげないお花。
彼女たちにとっては、"いつものこと"だと思うのですが
私の目には、いろんなことが素敵に映り
こんな暮らし、いいなぁ~と思う事が、何度もありました。
Emilyが作っているのは、かぼちゃのニョッキ。
使っているボウルが、シルバーのステンレスボウルじゃないとこが
また、良い!(いちいち反応、笑)
じーっと見ていると
”手伝う?"と言うので、
"うんうん!"と、私も丸めるのをお手伝い~
いいにおいがしてきたぞーー
ニョッキって、茹でてたっぷりのソースに絡めて、という食べ方をすると
思っていたら、
揚げ焼きのような感じにしたニョッキに
シュレッドしたチーズと、ケールチップ!
この、海苔みたいに見えるのは、ケールチップです。
先日も試作していた、オニオンスープには
カマンベールチーズをのせて。
きのこ、ハーブとともにローストしたサーモン。
チキンに併せて使っているのは、レーズン。
こういうドライフルーツの使い方も、とてもアメリカっぽいな~と思います。
ひととおり食べ終わった後は、
チーズやナッツをつまみながら、ワインを飲みながらのおしゃべり。
ふつうに、ホテルに泊まっての旅行だと
こういう経験はできないので、
今回のポートランド、Emilyのお家に滞在して、
ほんとよかったな~と思います。
全然知らない人のお家に泊まるって
やっぱりドキドキするし、ちょっと、いや、かなり不安でしたけど
"なんとなく、良さそう~"という
何の根拠もない(笑)自分の感覚を信じて、行ってみてよかった!
この家が繋いでくれた素敵な縁は、他にもいろいろあって
それはまた、別の機会にお話ししますね~。