きのうのブログでご紹介したアイスクリーム屋さんと同じストリートに
とてもキュートな焼き菓子屋さんがありました。
シンプルな外観で、お菓子屋さんっぽくないですが、
目印はこの、可愛らしい看板!
”ベーカリー"というより、”お菓子屋さん"と言ったほうが
しっくりくる、ガーリーな雰囲気。
働いているのも、やはり女性でした。
このお店は、ぶらぶら歩いていて偶然みつけたのではなく、
ポートランドの雑誌を見ていた時に
おすすめのお店として紹介されているのを見て知りました。
その記事には、オーナーさんのことも書かれていて
最初は小さなワゴン(車)で、自分で作ったお菓子を販売していて
それがおいしくて評判になって
お店を構えたんだそうです。
ぜひ行ってみたい~と思って住所を見ると
わたしがよく行くストリートにあるではないですか。
それまで気づかなかったのは、
そのストリートの、だいぶ向こうの方にあったから!
いつも私は、このお店のちょっと手前でUターンしていたのです。
どれもこれもおいしそうなんですが
ひとつ選ばなきゃ…こういうとき、ほんと、困る、笑
私が迷っている間にも
キッチンからできたてのものが運ばれてきたりして
また、迷う…
奥のキッチンで作業している様子が、見えます。
ちょうどチョコチップクッキーを作っているところでした。
雑誌に載っていたオーナーさんの姿もそこにあって
ミニスカートにエプロン、という
お店の厨房っぽくない恰好、笑
そして、キャミソールから伸びる腕には大きなタトゥー。
彼女の他には、接客係のスタッフがいただけなので、
きっとお店を構えた今でも
すべて自分で作っているのだな~と思いました。
そんな彼女が作るお菓子たちは
スコーンとかマフィンとか、パイとか
いわゆるアメリカンスタイルなんだけど
とても繊細な印象。
ちょうど食べ終えたころにキッチンから出てきた彼女が
"どうだった?"と聞くので
"Great!!"と答えると
とてもうれしそうな笑顔で、キッチンに戻って行きました。
ここの人気メニューだという、コーンミールケーキ。
しっとりしていて、おいしかったです~
お皿も素敵。
日本のカフェって、どこ行っても
ケーキを注文すると生クリーム添えられて出てくるイメージがありますが
わたしはこうやって、ただお皿にポン、と乗って出てくるほうが好きです。
そして、お店のドアに書かれた文字。
sugar + love = happy
ここに、彼女の思いすべてが込められている気がしました!