前のAmerica logで
週末の楽しみだったファーマーズマーケットのことを書きましたが
ポートランドに着いて最初の週末に行ったマーケット。
始めての時は、それぞれのお店をじっくり見ちゃうので
見て回るのにも時間がかかります。
これもあれもおいしそう~と次から次に目移りするけど
やっぱりひととおり、見てから、見てから。
そしてマーケットのいちばん奥のほうで見つけた、このお店。
シンプルな小さいショーケースがひとつと
パッケージに入ったものが少し並べられていた、QUEEN OF HEARTS
ここは、タルト屋さんでした。
見た目もすごくシンプルなタルトたち。
見過ごしてしまいそうなくらい素朴な風貌ですが(地味、とも言う…?)
この後、わたしは
ポートランドにいる間、毎週このお店に行くことになりました!笑
とりあえず、ひとつ食べてみよう~と
右上に見えている丸いの、ミックスベリーガレット、というのを
買いました。
買ってすぐ、歩きながらひとくち食べると、
お・い・し~~!!
思わず日本語で、"なにこれっ!"と
言っちゃいましたよ、笑
想像していた以上のおいしさにびっくり。
絶対他のも食べてみたい!と、
毎週通うことになったのです。
↑ パンプキンタルト
↑ ブルーベリータルト、ヘーゼルナッツチョコレートタルト
どれも、アメリカでは定番のフレーバーで
特に変わってるとか、斬新なアイディア~ってわけではないのに
すごく、おいしい。
おいしいものって、世の中には溢れているけれど
ひとくち食べただけで強烈に惹かれるものって
なかなかないと思いません??
わたしにとっては、一瞬で恋に落ちた!みたいな感覚でした~おおげさ?笑
でも、ほんと、
おいしかったな~
2回目に行ったときに
”先週食べたこのガレット、とってもおいしかったよ!"と
お店の人に声をかけました。
とってもキュートな笑顔で"Thank you!"と言ってくれました。
このタルトを作って販売している彼女の名前は Molly。
毎週行って、タルトを買って
4回目に彼女に会ったとき、わたしは思い切って話しかけました。
Mollyも、最近毎週来る日本人だ、ぐらいの感じで
覚えてくれていたようでした。
”私は日本から旅行で来てるけど、ベイカー(焼き菓子作る人)として
働いているの。あなたのタルトはほんとにおいしいから、作ってるところを
見てみたい!そんなことできる??"と。
素性もわからぬ日本人に
急にそんなこと言われて、ふつう怪しむやろ…私やったらちょっと考えるわ~
と心配しながら言ったのですが
彼女はものすごくかる~く、
"OK!"と。
わお。わおわお。
気さくだな~いいな~このノリ!笑
というわけで後日、私はMollyがタルトを作っているキッチンに
お邪魔することになりました。
その話は、また今度。