America log 8

前のAmerica logで

週末の楽しみだったファーマーズマーケットのことを書きましたが

 

ポートランドに着いて最初の週末に行ったマーケット。

始めての時は、それぞれのお店をじっくり見ちゃうので

見て回るのにも時間がかかります。

これもあれもおいしそう~と次から次に目移りするけど

やっぱりひととおり、見てから、見てから。

 

そしてマーケットのいちばん奥のほうで見つけた、このお店。

 

シンプルな小さいショーケースがひとつと

パッケージに入ったものが少し並べられていた、QUEEN OF HEARTS

ここは、タルト屋さんでした。

見た目もすごくシンプルなタルトたち。

見過ごしてしまいそうなくらい素朴な風貌ですが(地味、とも言う…?)

この後、わたしは

ポートランドにいる間、毎週このお店に行くことになりました!笑

 

とりあえず、ひとつ食べてみよう~と

右上に見えている丸いの、ミックスベリーガレット、というのを

買いました。

買ってすぐ、歩きながらひとくち食べると、

 

お・い・し~~!!

 

思わず日本語で、"なにこれっ!"と

言っちゃいましたよ、笑

想像していた以上のおいしさにびっくり。

絶対他のも食べてみたい!と、

毎週通うことになったのです。

 

↑ パンプキンタルト

↑ ブルーベリータルト、ヘーゼルナッツチョコレートタルト

 

どれも、アメリカでは定番のフレーバーで

特に変わってるとか、斬新なアイディア~ってわけではないのに

すごく、おいしい。

おいしいものって、世の中には溢れているけれど

ひとくち食べただけで強烈に惹かれるものって

なかなかないと思いません??

わたしにとっては、一瞬で恋に落ちた!みたいな感覚でした~おおげさ?笑

でも、ほんと、

おいしかったな~

 

2回目に行ったときに

”先週食べたこのガレット、とってもおいしかったよ!"と

お店の人に声をかけました。

とってもキュートな笑顔で"Thank you!"と言ってくれました。

このタルトを作って販売している彼女の名前は Molly。

毎週行って、タルトを買って

4回目に彼女に会ったとき、わたしは思い切って話しかけました。

Mollyも、最近毎週来る日本人だ、ぐらいの感じで

覚えてくれていたようでした。

”私は日本から旅行で来てるけど、ベイカー(焼き菓子作る人)として

働いているの。あなたのタルトはほんとにおいしいから、作ってるところを

見てみたい!そんなことできる??"と。

 

素性もわからぬ日本人に

急にそんなこと言われて、ふつう怪しむやろ…私やったらちょっと考えるわ~

と心配しながら言ったのですが

彼女はものすごくかる~く、

"OK!"と。

わお。わおわお。

気さくだな~いいな~このノリ!笑

 

というわけで後日、私はMollyがタルトを作っているキッチンに

お邪魔することになりました。

 

その話は、また今度。