America log 5

昨日のスーパーマーケットの話のつづき。

 

わたしがよくスーパーに行っていたのには

ごはんの食材調達と、もうひとつの目的がありまして。

お菓子を焼くための材料を物色するため、です。

お菓子の材料、と言うと

頭に浮かぶのは

小麦粉、砂糖、バター、卵…物色ってほどでもない??

いえいえ、アメリカには

粉だけでもいろ~んな種類があるんです。

一般的にお菓子に使う、all purpose flour(オールパーパスフラワー)や

whole wheat(全粒粉)、Rye(ライ麦)はもちろん、

スペルト粉、グルテンフリーの粉、ココナッツフラワー、マルチグレイン、

などなどなど・・・

日本に輸入されていない粉も多いので

アメリカで、使ってみるしかないのです。

買って帰ると重いしね。

 

お砂糖も一緒。

いろんな種類があるし、アメリカのブラウンシュガーは

日本の黒糖とは味も質感もぜんぜん違う。

だからいろいろ試してみたいな~と。

 

 

 

↑ 量り売りで買った材料。

昨日も書きましたが、

こうやっていろいろ試してみたい私のような人にとっても

このシステムは、ほんと無駄がなくてありがたい~

ベーキングパウダーなんかも、大さじ2,3杯とかで買えちゃうので

こんなにたくさん要らんけど…という大きいものを

買わずに済みます。

 

使い慣れない道具やオーブンって

なかなかすぐには普段通りに作れないものですが

私が泊まっていたおうちのキッチンは

広くて使いやすく、わりと道具もそろっていました。

それがやりたくて、そういう家を選んだんですけどね~!

↑ スコーン。いざ、オーブンへ。

やはり材料が違うと

焼き上がりも違うもんで、

いつもと同じレシピを使っても、こんなに変わるのか~と

実感しました。

作ったお菓子は、”食べてね~!”というメモと一緒にキッチンに置いていたり

向こうで知り合った人にあげたり。

夕方、家に戻ると

置いておいたスコーンが2、3個減っていて

わたしが書いたメモの横のほうに”美味しかった~!”と一言。

思わずニヤリ、です。

 

こうやって、ポートランドにいる間は

度々お菓子を焼いていました。

こういう経験ができたのも、今回の旅のとてもいいとこ、でした。