昨日のスーパーマーケットの話のつづき。
わたしがよくスーパーに行っていたのには
ごはんの食材調達と、もうひとつの目的がありまして。
お菓子を焼くための材料を物色するため、です。
お菓子の材料、と言うと
頭に浮かぶのは
小麦粉、砂糖、バター、卵…物色ってほどでもない??
いえいえ、アメリカには
粉だけでもいろ~んな種類があるんです。
一般的にお菓子に使う、all purpose flour(オールパーパスフラワー)や
whole wheat(全粒粉)、Rye(ライ麦)はもちろん、
スペルト粉、グルテンフリーの粉、ココナッツフラワー、マルチグレイン、
などなどなど・・・
日本に輸入されていない粉も多いので
アメリカで、使ってみるしかないのです。
買って帰ると重いしね。
お砂糖も一緒。
いろんな種類があるし、アメリカのブラウンシュガーは
日本の黒糖とは味も質感もぜんぜん違う。
だからいろいろ試してみたいな~と。
、
↑ 量り売りで買った材料。
昨日も書きましたが、
こうやっていろいろ試してみたい私のような人にとっても
このシステムは、ほんと無駄がなくてありがたい~
ベーキングパウダーなんかも、大さじ2,3杯とかで買えちゃうので
こんなにたくさん要らんけど…という大きいものを
買わずに済みます。
使い慣れない道具やオーブンって
なかなかすぐには普段通りに作れないものですが
私が泊まっていたおうちのキッチンは
広くて使いやすく、わりと道具もそろっていました。
それがやりたくて、そういう家を選んだんですけどね~!
↑ スコーン。いざ、オーブンへ。
やはり材料が違うと
焼き上がりも違うもんで、
いつもと同じレシピを使っても、こんなに変わるのか~と
実感しました。
作ったお菓子は、”食べてね~!”というメモと一緒にキッチンに置いていたり
向こうで知り合った人にあげたり。
夕方、家に戻ると
置いておいたスコーンが2、3個減っていて
わたしが書いたメモの横のほうに”美味しかった~!”と一言。
思わずニヤリ、です。
こうやって、ポートランドにいる間は
度々お菓子を焼いていました。
こういう経験ができたのも、今回の旅のとてもいいとこ、でした。