Kathy's Kitchenは
明日から10月16日までお休みをいただきますので
今日は、お休み前の最後のレッスンでした。
メニューは、クランベリーケーキと、べジビスケット。
べジビスケットとは
バターや卵、牛乳などの、ふつうはビスケットやスコーンを焼くときに使う
動物性の材料を使わずに
植物性の材料を使って作るビスケットです。
もともと、アメリカのものというわけでもないので
このビスケットは
誰かに習ったとかではなく
自分で試行錯誤したレシピです。
わたしは、どうしても
卵や乳製品を使っていません、というお菓子に
抵抗があって
そんなの、おいしいわけない、と思っていました。
でも、
30代になったころから
バターの風味たっぷりのお菓子が
少し体に重いな、、、と感じることがあって
(きっと、年のせいで消化力が落ちて来ているのだと思いますが)
そんな時でも、おいしく食べられる焼き菓子って作れないかな、と思ったのがきっかけで
興味を持つようになりました。
アレルギーがあるわけではなくても
植物性のお菓子を欲するときって、あるなぁ~と。
いつも通り、バターや牛乳を使って作ったビスケットと
べジのビスケットは
食感など、やはり全然違いますが
作業の工程、成形の仕方などは
ほとんど同じです。
小麦粉の生地を扱う、という点では
同じなのです。
同じレシピ、同じ材料で作っても
その人の力加減や、まぜ具合などで
焼き上がりの感じも、変わってきます。
その辺のさじ加減というか、微妙なところが
言葉だけでは伝わりにくいので
べジビスケットのレッスンでは実際に自分で作り始める前に
わたしのデモンストレーションを2回、見ていただくことにしています。
デモをやることで
少しでも、みなさんに分かりやすく伝わればと思っています。
今日ご参加くださったみなさん、
とってもきれいに焼きあがっていました。
焼きたてのべジビスケットは
表面がサクッとしていて、中はしっとり。
ただ、このサクッとが長続きしないので
焼いたその日に食べない分は
冷凍保存が良いです。
これは、普通のビスケットやスコーンも同じですが
焼き菓子、と言っても
パンと同じような感覚で扱ってもらえると
良いと思います。
時間がたつと、だんだん水分が抜けていくし
小麦粉に含まれるデンプンというのは
時間とともに、老化します。
だから、早く食べたほうがおいしいのですね~。
(これは、ビスケットに限らず、ほかの焼き菓子もそうなんですが)
もし冷凍保存した場合は、
凍ったものを直接トースターなどで焼くと
中まで解凍されるのに時間がかかるため、焼きすぎてパサつきの原因になります。
できれば、一度解凍してから
トースターなどで焼くといいと思いますので
お試しください。
明日からの1か月のお休みの前に、、、
今日、レッスンが始まる前に
早めに着いていらっしゃった生徒さんたちとの雑談の中で
ここへレッスンを受けに来てくださっている生徒さんが
京都だけではなく
大坂、兵庫、滋賀などから来てくださっている、という話を
していました。
みなさん、電車やバスを乗り継いで
何かのついでというわけではなく
わざわざ、Kathy's Kitchenへ来てくださっている、ということを
そして、忙しい日々の合間を縫って
ここへ来る時間を作ってくださっていること、
いつもブログを読んでくださっているということ、
本当に、ありがたいなと
みなさんが帰った後
洗い物をしながら、考えていました。
意外と小心者な私は
レッスン中に、あまり楽しそうじゃない様子に見える方がいたりすると
レッスン、大丈夫だったかな、、、
あまり楽しくなかったかな、、、と
気になって
気になって
気になって、、、、笑
でも逆に、
生徒さんから、おいしかったです~とのメールを頂いたりすると
とっても嬉しくて、
そういうメールを、朝に読んだりなんかすると
その日いちにち、とってもハッピーに過ごせます。
まだまだ、整っていないところも多々ありますが
せっかくKathy's Kitchen を見つけて、興味を持ってくださった方々に
また行きたいと思ってもらえるよう
やっていきたいと思います。
どうぞこれからも、よろしくおねがいいたします。