なんだかまた少し
暑い日々が戻ってきましたね~。
さて、レッスンは
ただいま夏季集中クラス開催中です。
3つのメニューをレッスンしておりますが
その中の一つ、とうもろこしのマフィン。
ブログのタイトルが”セイボリー” になっておりますが
この、セイボリーというのは
”お食事系の” ”塩味の” みたいな意味で
アメリカのベーカリーには
セイボリーマフィン、セイボリースコーン、セイボリーケーキ、など
いろいろなセイボリーがあります。
これ、ポートランドのベーカリーのスコーン、
玉ねぎのスコーンです。
そうそう、こういうのを
セイボリーといいます。
私のレッスンでも、セイボリーケーキってやったことあるので
習ってくださった方もいますね~。
玉ねぎ、ベーコン、チーズ、などが
セイボリーな焼き菓子の具としてよく使われますが
今回のマフィンは
トウモロコシとパルメザンチーズ!
焼き上がりが近づくと
とってもいい香りが、オーブンから漂ってきます。
昨日のレッスンでは
いちばん最初に焼きあがってくるマフィンが目の前に並んだまま、次のレッスンをやっていたら
みなさん、我慢できなくなって
ひとくち、ふたくち、と
食べちゃってましたね、笑
そして、ひとくちだけ味見、のつもりが
手が止まらない、、、という。笑
甘い焼き菓子もおいしいですが
セイボリーな焼き菓子も、おいしいレシピをひとつ、ふたつ持っていると
すごく重宝すると思います。
わたしがよく焼くセイボリーは
ポテトパイ。
パイ生地を、大きな長方形に伸ばして
ポテトフィリングを包んで焼くだけです。
フィリングには火が通っているので
パイ生地がこんがりと焼けたら出来上がり。
コロッケみたいなもんですね~。
シンプルなひき肉と玉ねぎのコロッケ
かぼちゃコロッケ
カレーコロッケ
カニクリームコロッケ
いろいろなコロッケがあるのと同じように
フィリングの味は何でもアリ。
先週作ったこれは
クミン、マスタードシード、ターメリックで少しスパイシーな味付けのポテトに
トウモロコシと、刻んだカシューナッツを入れました。
(本当はここにパクチーのみじん切りを入れたかった、、、)
別の日に焼いたこれは
同じような、スパイスポテトですが
この日は、コリアンダーと黒コショウをきかせて
枝豆を混ぜました。
パイ生地は、バターではなく
オリーブオイルを使う、めずらしい作り方なんですが
サクサクッとした食感ではなく
少ししっとりとした食感に焼き上がり
マッシュポテトとの相性がいいのです。
先日、お友達の家に遊びに行くときに、焼いて持って行ったのですが
おいしかったなぁ~これ。
みんなにも好評でした!
ちょっと手土産に何か作っていきたいときに
こういうのもアリでしょう?
パイにしても、マフィンにしても
セイボリーな焼き菓子というのは
"生地だけ"で焼くことは絶対にないので
(甘いケーキだと、ありますよね、プレーンなパウンドケーキとか)
大事なのは、具のチョイス。具の組み合わせ。
それをね、どうしようかな~と考えるのがまた
セイボリーなお菓子の楽しみでもあります。
今回レッスンしているとうもろこしマフィンの生地も
もちろん、とうもろこし以外のいろいろな具でアレンジできます。
できます、というか
ぜひアレンジしていろんなマフィンを焼いてみてほしい!
わりとどんな具にもしっくりくる、使いやすい生地です。
おいしいセイボリーマフィンが買えるお店って
あんまり無い、、、ので
そういうものこそ、自分で焼いちゃう。
しかも、こんなに簡単にできるの?ってくらい
あっという間にできちゃいますので
これからご参加予定のみなさまも、お楽しみに!